
【いい夫婦の日】『カールじいさんの空飛ぶ家』は家族の絆を描く最高の冒険である
少年時代に冒険家チャールズ・マンツに憧れるカールは、同じく冒険好きな少女エリーと出会い、結婚する。 二人は初めて出会った空き家を新居とし、マンツが消息を絶ったとされる伝説の地「パラダイス・フォール」へいつか旅することを約束する。 二人は長年幸せに暮らしたが、子供には恵まれず、旅行費用が貯まらないうちにエリーは病に倒れ亡くなってしまう。 最愛の妻を失い、頑固な老人となった78歳のカールは、街の立ち退き要求を拒むが、裁判沙汰になったことを機に、10297個もの風船を家に結びつけて、家ごとパラダイス・フォールへ旅立つことを決意する。 しかし、飛び立った直後、「お年寄りのお手伝いバッジ」欲しさからカールに付きまとっていたボーイスカウトの少年ラッセルが家に紛れ込んでいたことに気づき、二人の空飛ぶ旅が始まる。
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- 作成日時:
- 2025/11/19 19:32
- 更新日時:
- 2025/11/21 17:30
カールじいさんの空飛ぶ家
- 制作年:
- 2009年
いやぁ、この映画を観ると、人生ってのは、本当にさ、 予想もしない方向へ流れていくもんなんだなって、しみじみ思うわけですよ。 「映画史に残る夫婦愛」って言われてる冒頭の10分間 [解説]、あれはもうね、セリフがない分、二人の人生の機微が、鮮やかな色彩みたいに目に焼き付くんだ。 子供を授かれなかった悲しさも、ささやかな日常の喜びも、あのモンタージュの中に全部詰まってて、観客はカールじいさんと一緒に半生を生きるような感覚になるんだよね。 今日が「いい夫婦の日」で、明日は「七五三」ってことだけど、この作品ってのは、夫婦の愛の結実と、新しい家族の絆を同時に描いているのが、たまらないところなんだ。 カールじいさんは、エリーとの約束(パラダイス・フォールへの旅)を果たすことに、ひたすら執着するんだけど、それは、愛する妻を亡くした男が、唯一しがみつける「形」だったんだよね。 でも、太っちょで好奇心旺盛な少年ラッセルや、犬のダグと出会うことで、カールじいさんの旅は、全然違うものに変わっていく。 最初は冷たく当たってたのに、ラッセルが持つ、親との関係(複雑な家庭の事情)っていう、出口の見えない苦悩に触れるうちに、じいさん本来の優しさが顔を出すんだ。 エリーがカールに託した「わたしの冒険ブック」が、実は「まだ見ぬ未来の冒険」のためにあったって気づいた時、涙腺はもう決壊ですよ。 愛する人と積み重ねた日々こそが、最高の冒険だった。そして、その思い出が、また別の誰かの人生を豊かにしていく。 人生って、最高の冒険だっていうキャッチコピーは、遠い滝を目指すことじゃなくて、目の前にいる大切な人との時間を見つけることなんだ、って教えてくれる。 全世代に勧めやすいなんて解説があったけど [解説]、大人になってからこそ、この作品の温かいユーモアと深遠なテーマが、より心に響くのかもしれないね。 最高の人生ってのは、きっと、誰かと一緒に歩いた道のことなんだろうにょ。







