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【呪術廻戦】絶望の渋谷事変、混沌の死滅回游――。ジャンプフェスタの新情報も注目

【呪術廻戦】絶望の渋谷事変、混沌の死滅回游――。ジャンプフェスタの新情報も注目

【※注意※ この記事は、アニメ未放送分を含む原作『呪術廻戦』の重大なネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。】 『呪術廻戦』を読んでいると、時々忘れてしまう。これが、ただの少年漫画ではないということを。 特に、あの日――2018年10月31日を境に、物語は後戻りできない場所へと突き進んでいきました。 そう、「渋谷事変」です。 そして、その絶望の焦土の上に生まれた、新たな地獄「死滅回游」。 この二つの長編は、地続きでありながら全く質の異なる“悪夢”として、私たちの心を揺さぶり続けています。今回は、「渋谷事変」が何を破壊し、「死滅回游」が何をもたらしたのか。この二つの地獄が私たちに問いかけるものについて、深く考察していきたいと思います。 ――――――― ◆1. すべての日常を破壊した「渋谷事変」という名の絶望 「渋谷事変」とは、一言で言えば呪術師側の大敗北でした。 最強の呪術師・五条悟の封印。七海建人、釘崎野薔薇をはじめとする、数えきれない仲間たちの死と離脱。そして、虎杖悠仁の心に刻まれた、宿儺による大虐殺という癒えない罪。 それまでの物語にあった、高専でのコミカルな日常や、仲間との絆といった「光」の部分が、徹底的に破壊し尽くされました。希望は奪われ、残ったのは圧倒的な喪失感と罪悪感。作者は読者に一切の甘えを許さず、「これが呪術師の世界の現実だ」と、血塗れの現実を叩きつけました。 「渋谷事変」が描いたのは、純粋で、感情的で、あまりにも暴力的な**「絶望」**そのものだったと言えるでしょう。 ――――――― ◆2. ルールに支配された「死滅回游」という名の混沌 休む間もなく、読者が叩き込まれたのが「死滅回游」という名のデスゲームです。 「渋谷事変」が感情的な絶望だったとすれば、「死滅回游」は理性的でシステム的な絶望と言えます。 羂索によって作り出されたこのゲームでは、参加者(泳者)は理不尽なルール(ルール)のもとで殺し合いを強制されます。目的は、姉・津美紀の救出。しかし、その裏では日本全土を巻き込む、羂索の恐るべき計画が進行していました。 ここで物語は、新たなフェーズに突入します。 日車寛見、髙羽史彦、鹿紫雲一…。過去の術師や、新たに覚醒した者たちが次々と現れ、物語は誰にも予測できない「混沌」の様相を呈していきます。敵か味方か、正義か悪か、その境界線すら曖昧になる世界で、虎杖たちは生き残るための戦いを強いられるのです。 ――――――― ◆3. 「絶望」から「混沌」へ。虎杖悠仁の役割の変化 この二つの地獄を通して、主人公・虎杖悠仁の役割も大きく変化しました。 「渋谷事変」で彼は、自らの無力さと、宿儺という存在がもたらす罪に苛まれ、「死にたい」とすら願うようになります。彼は物語の歯車ではあっても、物語を動かす“主人公”ではいられませんでした。 しかし、「死滅回游」で彼は、ただ死ぬのではなく、「生き続けること」で仲間を助け、呪いを殺すという新たな役割を見出します。絶望の淵から立ち上がり、混沌の世界で自分だけの“役割”を果たす。それは、彼が真の意味で物語の“主人公”として再生するまでの、過酷な道のりでした。 「渋谷事変」で失ったものの大きさに打ちひしがれながらも、「死滅回游」の理不尽なルールの中で、それでもなお「他人を助けたい」と願い続ける。その姿に、私たちは微かな光を見出すのです。 ――――――― ★まとめ:それでも、私たちは物語から目を逸らせない 「渋谷事変」は、私たちから希望を奪いました。 「死滅回游」は、私たちを理不尽な混沌の渦に叩き込みました。 この二つの地獄巡りを経て、『呪術廻戦』は単なるバトル漫画の枠を超え、「正義とは何か」「人間の尊厳とは何か」「絶望の中で人はどう生きるべきか」を問う、壮大な叙事詩へと変貌を遂げたのではないでしょうか。 物語は今、最終局面へと向かっています。この地獄の先で、彼らは何を見つけるのか。 辛くても、苦しくても、私たちはその結末から目を逸らすことはできないのです。

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  • 作成日時
    2025/12/19 18:24

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)

総合評価:3.5制作年:2023年制作国:日本再生時間:-
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呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)

「最強は、かつて二人いた。」この言葉の意味を知る時、あなたの知る『呪術廻戦』の世界は根底から覆されます。第2期は、光り輝く過去の青春譚と、全てが崩壊する現代の地獄絵図、二つの物語で構成されています。 物語はまず、現代最強の呪術師・五条悟の過去へと遡ります。まだ青く、何者にもなれた高専時代。そこには、後に最悪の呪詛師となる親友・夏油傑と共に、「最強」を誇った二人の姿がありました。彼らに課せられたのは、呪術界の根幹を揺るがす少女・天内理子の護衛任務。しかし、この任務が彼らの歯車を狂わせ、戻れない袂を分かつ引き金となるのです。眩いほどの青春と、その残酷な終焉。夏油傑が闇に堕ちた真実が、ここにあります。 そして舞台は現代へ。2018年10月31日、ハロウィンで沸き立つ渋谷駅周辺に、帳が降ろされます。「五条悟を封印せよ」――夏油の肉体を乗っ取った存在が仕掛けた、未曾有の呪術テロが勃発するのです。一般人が閉じ込められた渋谷は、呪術師と呪霊が入り乱れる地獄の戦場と化します。虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇ら高専メンバーも、この絶望的な総力戦へと身を投じることに。 過去の哀しき決別が、現代の惨劇へと繋がる壮大な物語。シリーズ史上、最も過こくで、最も衝撃的な展開があなたを待ち受けます。キャラクターたちが迎える壮絶な運命から、決して目を逸らさないでください。この戦いが終わる時、彼らの日常はもう二度と元には戻らないのですから。

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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