
巨大金融詐欺を豪華に描く!トニー・レオン×アンディ・ラウ『ゴールドフィンガー』感想
1980年代香港を舞台に、野心を武器に成り上がる男の栄光と転落を描いた犯罪ドラマ。 『インファナル・アフェア』のトニー・レオンとアンディ・ラウが再共演し、実在の巨大金融詐欺事件をモチーフにした重厚なピカレスク作品。
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- 作成日時:
- 2025/12/22 22:42
ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件
トニー・レオンとアンディ・ラウという香港映画界を代表する2大スターの共演だけあり、セットやエキストラの規模感はさすがの一言。随所に潤沢な予算が感じられ、80年代香港の空気感が濃密に再現されている。 事前情報をほとんど入れずに、どこか胡散臭い“成金スマイル”のトニー・レオンが気になって観始めた本作。序盤は小物詐欺師がうまく立ち回る痛快劇かと思いきや、物語は次第にスケールを増し、後半では想像以上に巨大な金融犯罪へと発展していく。(サブタイトルに「巨大金融詐欺事件」とあるのを完全に見落としていた…) その展開のギアが一段上がる瞬間から、一気に引き込まれる構成が秀逸。欲望、虚栄、恐怖が交錯する中で、トニー・レオンの飄々とした演技が次第に不気味さを帯びていくのも見どころだ。 『インファナル・アフェア』ファンとしては、やはりこの2人が同じ画面に立つだけで胸が高鳴る。加えて、脇を固めるキャラクターたちも粒ぞろいで、物語に奥行きを与えている。スター映画でありながら、群像劇としての完成度も高い一本だった。
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