
芳根京子『物置のピアノ』派手じゃないのに忘れられない。
派手な展開はない。でも、不思議と忘れられない映画だわーと思った。 『物置のピアノ』は、東日本大震災から一年後の福島を舞台に、将来に迷う高校生の心の揺れを丁寧に描いている。 主演の芳根京子が演じる春香は、不器用で内気で、どこにでもいそうな女の子。だからこそ感情の小さな揺れがリアルで、物置に置かれたピアノを弾くシーンがやたら心に残る。 福島の桃農家、震災後の現実、避難してきた少年との出会い、家族の記憶。どれも大きな声で語られない分、静かに刺さってくる。 夢とか進路とか、答えが出ないまま時間だけ進んでいく感じも含めて、青春映画というより「生きていく途中の話」だと思う。 観終わったあと、少しだけ呼吸が深くなる一本。
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- 作成日時:
- 2025/12/26 14:32
物置のピアノ
2012年、東日本大震災から一年後の福島。桃農家に生まれ育った高校3年生・宮本春香(芳根京子)は、物置に置かれたピアノだけが心の拠り所だった。進路への迷い、家族との衝突、避難してきた少年との出会いを通して、春香は少しずつ自分の気持ちと向き合っていく。 震災後の福島、家族、青春を静かに描いたヒューマンドラマ。
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