
北村匠海主演『悪い夏』――真面目な公務員が転げ落ちるサスペンス
「悪い夏」というタイトルだけど、今は冬だし、内容も決して爽やかじゃない。 むしろ、観ているこちらの胃がじわじわ重くなるタイプの映画だと思う。 北村匠海が演じるのは、市役所の生活福祉課に勤める気弱で真面目な公務員。 正しく生きようとしてるだけなのに、周囲のちょっとした悪意や面倒ごとに巻き込まれて、気づけば人生が坂道を転げ落ちていく。 「断れなかっただけ」 「深く関わるつもりはなかった」 その全部が積み重なって、取り返しのつかない方向へ進んでいくのが、妙にリアルで怖い。 河合優実、窪田正孝らが演じる登場人物も全員どこか信用できなくて、 観ている側も「これ、誰が一番マシなんだ…?」と考え始める頃には、もう抜け出せなくなってる。 爽快感はゼロ。後味も決して良くない。 でも、だからこそ忘れられない一本だと思う。
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- 作成日時:
- 2025/12/27 22:13
悪い夏
北村匠海主演。染井為人による第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作を映画化したサスペンス作品。 市役所の生活福祉課を舞台に、真面目に生きてきた公務員が、生活保護、不正、裏社会といった現実の闇に巻き込まれ、破滅へと向かっていく姿を描く。 共演は河合優実、窪田正孝、伊藤万理華。監督は城定秀夫。 「善意が一番危ない」という感覚が、じわじわ刺さる一本。
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