
映画『ストレンジ・ダーリン』感想|構成一発に騙される90分スリラー
構成の妙と細部の工夫で低予算を感じさせず、最後まで油断できない一作。
たくさんの「いいね」ありがとう!
71
- 作成日時:
- 2026/01/08 22:47
ストレンジ・ダーリン
アトロク2の三宅隆太による「シネマランキング2025」にランクインしていた本作。ラジオで「構成いっぱつ系の映画」と語られていたのが気になり、上映時間も約90分と聞いて、軽い気持ちで鑑賞した。 なるほど、確かに“構成いっぱつ”だった(笑)。 おそらく低予算作品だと思われるが、それを感じさせない工夫が随所に張り巡らされており、最後までしっかりと引きつけられる。物語の運びだけでなく、観客の視線や思い込みを巧みに誘導する作りが実にうまい。 特に印象に残ったのは、冒頭に表示される「35mmフィルムによる撮影」という一文。今や珍しい表現方法であることも相まって、作品の“覚悟”のようなものを感じさせる導入だった。 改めて振り返ると、本作の強みは構成だけにとどまらない。キャラクター造形、衣装や小道具の使い方まで計算され尽くしており、一瞬たりとも油断できない。観終わったあとに評価がじわじわ上がってくるタイプの映画だ。 この監督の次回作、少し追いかけてみたくなった。
あなたも作品の評価を入力してみませんか?
ストレンジ・ダーリンの★評価を入力する







