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古沢良太ファンが語る『ラムネモンキー』全話感想レビュー

古沢良太ファンが語る『ラムネモンキー』全話感想レビュー

古沢良太脚本でいちばん好きなのは『ゴンゾウ 伝説の刑事』(主演:内野聖陽)。 『相棒』なら「ついてない女」や「バベルの塔」も外せないし、『リーガル・ハイ』はやっぱり最強。とくに絹美村でのあの演説には、思わず震えてしまった。 古沢脚本の魅力って、けっこうシビアな出来事が起きているのに、最後にはどこか救いがあるところ。 さらに、バラバラに見えたエピソードや小道具、セリフが一気につながるあの爽快感。気づけば完全に手のひらの上で転がされているのに、それが気持ちいい。 『ラムネモンキー』も、マドンナ先生の死の真相を追うにつれて不穏さが増していくのに、しっかり期待を超えてくる展開で満足度が高かった。 すでに最終話まで放送済みなので、これから観る人はイッキ見できるのがうらやましいところ。 毎回の大人キャストの配役も見どころのひとつ。 そんな『ラムネモンキー』、各話ごとの感想をまとめてみました。

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  • 作成日時
    2026/03/25 22:52

ラムネモンキー

総合評価:2.7制作年:2026年制作国:日本再生時間:-
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ラムネモンキー

◆第1話『異世界1988が呼んでいる』 初回の白眉は、ユン(反町隆史)のフラッシュバックーー。思い出したくない、あるいは書き換えられた記憶たち、今後出てくるであろう過去のシーンの数々。 こういうのがたっぷり出てくると厚みが出て、贅沢に感じる。 そして、前田美波里の迫力! ◆第2話『美少女ミンメイの謀略』 チェン(大森南朋)が言う、エモいタイトル「1988年のマチルダ」。たしかにGood! 88年のシーンで「ブルック・シールズ気取りか!」なんて、なかなかいいセリフが飛び出す。 吹奏楽部の石井洋子を演じるのが島崎和歌子、強っ! 中学時代のマドンナ・灯里の現代が西田尚美。 大人時代を誰が演じるのか?それが楽しみになるドラマ。 記憶を辿る物語……古沢良太のお得意路線のように感じる ◆第3話『恐怖! 地獄の番人ジェイソン』 この回は、石倉三郎の「迫力」と「説得力」にがスゴイ! ◆第4話『タイマン上等! 夜露死苦ビーバップ!』 キンポー(津田健次郎)が、かつての不良グループのリーダーへ放った本音。綺麗ごとではなく、生々しくて、強い。 だんだんと、面白さだけでなく、切実さが加わっていってきて満足度が増しいている気がする。 ◆第5話『秘密結社ジュピターの野望』 毎回、主人公たちが過去に関わったキャラの現代パートのキャスティングが気になっていたが……今回は、生瀬勝久! あの意識高い系サロンでの生瀬勝久の演説は見応えがあった。 建設会社社長役の近藤芳正もよかったなぁ。 横柄なヒトが黒澤・小津を語ろうとして、微妙に間違えるっていうニュアンスがリアルすぎて(笑)また出てきてほしい。 ◆第6話『怪奇! 毒ガス工場のゾンビ』 ランボーさん(野仲イサオ)の真実が切なくて……いい回だった。 近藤芳正と野仲イサオって、「東京サンシャインボーイズ」であり、『王様のレストラン』の神回(個人的)のフランス大使がくるエピソードに出演していた2人じゃないか!(1人で勝手に興奮) ◆第7話『トレンディなクリスマスイヴ』 トレンディさんというネーミングが、まさに「トレンディ」をぜんぶ背負いすぎていて面白い。ただ、トレンディさんの彼女さんよ、けっこうヘビーなこと起きてるのに、よく毎日落ち着いて日記を書けるのね! いよいよ次回は黒江の婆さん(前田美波里)か。 ◆第8話『四人目のラムネモンキー』 4人目のラムネモンキー・黒江恵子の現代パートを誰が演じるのか気になっていたら、水野美紀! たしかにカンフーが得意そう!(笑) 88年パートの部室。ユン、チェン、キンポーと一緒に笑っている恵子がすごくよかった。 でも、転校した後の夏、恵子が中学校に戻ってきたシーンが、なんだかリアルで切なかった。 そして、過去だけでなく、現在でもきな臭い展開に! あと、近藤芳正演じる建設会社社長がカムバックしてくれてうれしかった。ちょっとだったけど。 ◆第9話『ニューハピネスタウン丹辺』 黒江恵子から引き継がれたビデオテープをマチルダが部室(現・ラムネモンキーの溜まり場の喫茶店)の天井裏に隠していたことが発覚。 カビだらけのVHSを復元して見えた事実は、しばらく出てなくて(ていうか初回だけか)忘れかけていた高田純次の過去。 ドント トラスト クラーク…ユン(反町隆史)の兄の暗躍も発覚。 そして、実行犯?と思われる梶原善の登場。 どす黒い過去が突きつけられてきたクライマックス。 ◆第10話『マチルダの帰還』 マチルダの過去、そして別れた夫(佐戸井けん太)の話。 ただ別れたわけじゃない、その背景にやられた。 あのラストもめちゃくちゃ気になるのに、プリンと梶原善が気になりすぎて困る! ◆第11話 『2026年の炭酸拳』 気になりすぎて、FODのプレミア先行配信で視聴! そうこなくっちゃな展開に唸らされた最終回。 現代パートのキンポー(津田健次郎)の母役が高橋惠子だったことをすっかり忘れていたが、ここにきてしっかりと見せ場が用意されていたのが嬉しい。 やはり古沢良太の手のひらで転がされていたと実感。 大晦日の出来事の伏線回収が見事にハマり、カタルシスがしっかり用意されていた。 一見すると表層的にも思える仕掛けなのに、妙な説得力で押し切ってくるのが古沢脚本の強さ。 人間ドラマとミステリーが心地よく合わさった、“中二病”的快感に満ちた最終回だった。

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(C)古沢良太 (C)フジテレビ

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