
綾野剛の魅力に溺れる、おすすめ映画5選。 ※3/26~『ちるらん』放送&配信開始!
「でっちあげ」「カラオケ行こ!」「愚か者の身分」と、バラエティ豊かな演技で私たちを魅了する綾野剛のおすすめ映画5作品を紹介します。 まだ観ていない人も多そうな作品を中心にセレクトしましたので、気になった方はぜひ最後までご覧ください。 ▼過去記事はコチラ ・「ちょ、待てよ!」永遠にかっこいい男キムタク名作4選 ※『教場 Requiem』公開 https://r10.to/h8FfR7 ・観始めたら止まらない!「どれだけ疲れていても観れる」おすすめドラマ4選 https://r10.to/hYImdV
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- 作成日時:
- 2026/03/27 11:52
- 更新日時:
- 2026/03/27 13:09
影裏
「僕が好きになった男の人は、風のような人だった」 転職先の会社で急に話しかけてきた同僚男性の日浅(松田龍平)に惹かれていくサラリーマン・今野(綾野剛)を描く『影裏』。 今野の大人しそうで無気力でどこか哀愁漂うたたずまいに、序盤から思わず引き込まれます。 一方日浅は、急に釣りに誘ってきたり、家におしかけてきたり、、そんな「距離感は近いし超強引だけど、どこか憎めない」魅力的な男を松田龍平が持ち前の色気全開で演じています。 個人的に印象的なのは、今野の「桃のおすそ分け」を断っていた日浅が、後日彼にザクロを半分こして渡すシーン。 「ざくろの実は人の肉と同じ味がするんだって。昔、近所のばあちゃんが言ってたよ」 急に意味深なセリフにドキーッ!!!としてしまう今野!と私! サラッとしたあざとさや「完全に脈無しではない…のか?」と思わせてくるような距離感の取り方がまた絶妙で、怖い人だなと実感させられる場面です。 そしてそんな彼にまんまと溺れていく今野。綾野剛の「目の演技」がまたすごくて……もう、その目が全力で「好き」って叫んでいるのが分かるんです。 「好きでたまらない」「だけど今それを口にしたら、きっとこの関係は終わる」そんな彼の葛藤が聞こえてくるような繊細な目の演技に、こちらまで切なさに胸が締め付けられます。 個人的にはこういうガラスのような脆さを感じる演技こそ、綾野剛の真骨頂のような気がします。 そんな風に徐々にお互いが居心地よくなっていく2人ですが、ある日夜釣りに行った際に些細なことで険悪な雰囲気になってしまいます。 そして日浅は今野の目をジッと見つめて、こう言います。 「知った気になるなよ。人を見る時はな、その裏側、影の一番濃い所を見るんだよ」 深淵を除いてしまったような不気味さと恐ろしさを感じる、目の据わった真剣な顔…… しかしその後、彼は何も言わずに会社から姿を消し、連絡が取れなくなってしまいます。 苦しい恋心を抱えたまま残された今野は、彼をどう消化していいのか分からず、何年もひきずり続けます。 結局、2人の関係は何だったのか?今野が恋に落ちた日浅の姿は「幻」だったのか? 観ている側まで胸がずっしりと重たくなる、切ない恋と人間の真理を描いた衝撃作です。綾野剛ファンも松田龍平ファンも必見!
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影裏の★評価を入力する花腐し
ピンク映画の監督(綾野剛)と売れない脚本家(柄本佑)が、過去に夢中になった同じ女性(さとうほなみ)について語り合う本作。 一緒に雨の中初めてのキスをしたこと、初体験の時緊張している自分を彼女が優しく包み込んでくれたこと、、彼らが語る彼女との思い出はなんだかエモーショナルで甘酸っぱく、頻繁にある過激なセックスシーンよりもドキドキしてしまう良さがあります。 「彼らを虜にする女性」を演じたさとうほなみさんの、奔放で男心を分かっているけど献身的な部分も持ち合わせている「忘れられない女」感がまたすごい。。 またタバコをプカプカふかしながらけ酒を飲むメガネ姿の綾野剛×柄本佑は、ファンには大変刺さりそうなたたずまい!なのですが…… 後半になるにつれて彼女とのすれ違いや大人になりきれない彼らの未熟な姿が明かされ、2人が本気で「どうしようもない男」にしか見えてこなくなります。。 「元カノとの思い出回想シーン」はシャワー中のキスや一緒に歌ったカラオケなどエモい場面の連続だっただけに、実態は「元カノとの思い出を美化してウダウダと引きずっている面倒くさい男たち」だなんて…… でもそんなギャップや男女の違い・どうしようもなさが詰まった湿度200%の世界観をぜひとことん堪能してほしい。
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花腐しの★評価を入力するそこのみにて光輝く
綾野剛が、ある「トラウマ」を抱えて仕事を辞め、毎日パチンコと酒に溺れる無気力な男・佐藤達夫を演じた本作。 個人的には好きすぎて「綾野剛・出演作」の中で、多分一番何度も繰り返し観ている映画だと思います。 そんな主人公の役作りのため、綾野剛は撮影地の函館で毎晩お酒を飲み、あえてむくんだ「酒焼け」の状態で撮影に臨んだとのことで、そんな裏話も納得の退廃的ですさんだ雰囲気を醸し出す達夫を観ることが出来ます。 また達夫は、自堕落な生活を送る中である家族に出会います。 脳梗塞で倒れた父親、そんな彼を介護する母親、生活のために工場の仕事と体を売って金を稼ぐ長女の千夏(池脇千鶴)、前科があり仮釈放中の弟・拓児(菅田将暉)。そんな重たい事情を抱える一家。 特に千夏と拓児と親しくするようになり、千夏と達夫はお互いに惹かれあっていきます。しかし達夫のトラウマ・千夏たち一家の複雑な家庭事情・狭い街の人間関係が絡み合い、さらなる悲劇が彼らを襲います…… 普通に働き、普通に恋をし、普通に生きていく。そんな「普通」があまりにも難しい三人の姿と、息が詰まるような小さな街の閉塞感に思わず泣きたくなってしまう、鬱々とした物語。 綾野剛・池脇千鶴・菅田将暉という超実力派俳優たちの演技のぶつかり合いに、ただただ圧倒される120分です。
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そこのみにて光輝くの★評価を入力するリップヴァンウィンクルの花嫁
本作は、引っ込み思案で「掲示板で本音を呟くのが趣味」の教師・七海(黒木華)が、「何でも屋」の安室行舛(綾野剛)と出会ったことで、思いがけない人生に飛び込んでいく大人の青春映画。 自分がないために、どんどん周りに搾取され虐げられていく彼女を「何でも屋」の仕事を通して意図せず救っていく安室。 しかしこの綾野剛、パッと見めちゃくちゃ胡散臭いんです。。笑 黒ぶちメガネのニット帽で、距離感が近くてノリがテキトーで、七海を突き放しもしないけど決して聖人じゃない。七海に起こる全ての不幸を全て自分の利益に繋げていく姿はある種爽快で、マルチでうまく壺を売れるタイプのセールスマンです。 「こういう人いそう~!」って思ってしまう解像度の高い演技は、さすが綾野剛。 そんな風に困ったことがあれば安室に頼るようになった七海は、ある日とてつもなく胡散臭い仕事を紹介されます。 持ち主が留守の間、広い屋敷を管理する「住み込みのメイド」のバイトで、なんと月給100万円! しかし安室の強い圧に流され、七海はすぐにその仕事に就くことに。。 超高額の仕事・姿を見せない雇い主・謎の「何でも屋」安室。 一見どこか現実離れしたこの3つの点が繋がる時、想像もしなかった「まさかの真実」が明かされます。 岩井俊二監督作品だけあり、「ファンタジーと錯覚するような映像美」×「人間臭さのある物語」のバランスも絶妙で、、すべての人間を肯定したくなるような優しい映画です。
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リップヴァンウィンクルの花嫁の★評価を入力する夏の終り
「妻子をもつ年上作家」と「自分に夢中になっている年下の青年」、2人の男性の間で揺れ動く一人の女性を描いた本作。 綾野剛は、満島ひかり演じる主人公の知子に夢中になる年下の青年・涼太を演じていますが、ちょっと今まで見たことないような、端的に言うと「THE・メンヘラ」な綾野剛が観れます。 知子に恋をしたばかりの涼太は、爽やかでシャイで健気。しかし自分と二股をかける彼女を独り占めしたい彼は「ふしだらで、みだらで、だらしがないよ!」「じゃあ俺のことはなんだ、浮気か!」と詰め寄り、ついには知子が作家の慎吾と暮らす家に泣きながら電話をかけてしまいます。 でも一番怖いのは、そんな状況をまるっと知っておきながら、何も言わない慎吾。涼太が「動」だとしたら、慎吾は大きな凪のような「静」。彼を演じる小林薫の大人の色気がまた圧倒的でクラクラします…… そんな男たちを振り回しながら、彼らに縋ってしまう知子。「憂い」という言葉は彼女のためにあるのでは?と思ってしまうほど、満島ひかりの表情に魅了されます。 満島ひかり×綾野剛×小林薫の三大共演とむせるような色気にあてられる、ジトッと重たい大人の恋物語です。
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