
是枝裕和監督『箱の中の羊』で映画初主演!千鳥・大悟、俳優としての歩みを振り返る
お笑いコンビ・千鳥の大悟が、日本映画のど真ん中に立とうとしている。カンヌ国際映画祭パルムドールに輝く是枝裕和の最新作『箱の中の羊』(2026年5月29日公開)で、ついに映画初主演を果たす。是枝裕和監督のオリジナル脚本作品は、日本映画では『万引き家族』(2018年)以来、約8年ぶりとなる。その渾身の新作で白羽の矢が立ったのが、まぎれもない「バラエティの王者」大悟であることが、この映画の異色さを際立てている。 物語の舞台は"少し先の未来"。息子を亡くした夫婦が、亡き子と同じ姿をしたヒューマノイドを迎え入れたことで、止まっていた家族の時間が再び動き出す。大悟は妻で建築士・甲本音々(綾瀬はるか)の夫で、工務店の二代目社長・甲本健介を演じる。是枝監督が「この夫婦と人間ではないヒューマノイドの子どもが一緒になった時に、あまり見たことない家族劇になる」と語るように、テクノロジーと人間の感情が衝突する、かつてない家族の形を描く意欲作だ。 大悟の俳優としての歩みは2011年、映画『漫才ギャング』でのスクリーンデビューにまで遡る。その後、『莫逆家族 -バクギャクファミーリア-』(2012年)、ゾンビアクション『Zアイランド』(2015年)、任侠映画『任侠野郎』(2016年)など、ジャンルを問わず個性的な脇役を演じ続けてきた。特にZアイランドと漫才ギャングでは、品川ヒロシ監督との縁をつなぎ、その関係性は後に映画『OUT』(2023年)へと続いていく。白石和彌監督作品『ひとよ』(2019年)では、シリアスな人間ドラマに挑み、俳優としての引き出しの広さを静かに示した作品でもある。 こうして振り返ると、大悟の映画キャリアは一貫して「笑いの外側」を探る旅であったとも言える。漫才師として磨き上げた人間観察眼と、スクリーン越しに滲み出る独特の存在感。それが是枝裕和の目に留まったのは、必然だったのかもしれない。クランクインに際し大悟は「楽しみは楽しみですが、大丈夫なんかな"ワシ"ってほうが大きいです」と本音をこぼしつつも、現場に臨んだ。その素直さこそが、是枝組が最も大切にする「人間のリアル」と共鳴したはずだ。 本作はアジア・北米・ヨーロッパなど世界各国での公開も予定されており、千鳥・大悟という名が、世界のスクリーンに刻まれる日がすぐそこまで来ている。
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- 作成日時:
- 2026/03/27 13:56
- 更新日時:
- 2026/03/27 15:53
漫才ギャング
売れない漫才師コンビが、ひょんなことからギャングと関わりを持ってしまう破天荒なコメディ。笑いと危険が隣り合わせの世界で、二人が本物の"相方"の絆を取り戻していく姿を描く。大悟はお笑い芸人としての素地を活かした役どころで出演。
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漫才ギャングの★評価を入力する莫逆家族 バクギャクファミーリア
かつて無敵を誇った不良たちが、中年になった今も仁義と友情を胸に生きる姿を描いた任侠ドラマ。青春の残り火と現実の狭間で揺れる男たちの哀愁が、骨太なタッチで綴られる。
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莫逆家族 バクギャクファミーリアの★評価を入力するZアイランド
離島を舞台にゾンビが大量発生するパニックホラーコメディ。極限状態に追い込まれた人間たちの本性と、それでも失われない笑いと絆を描く。品川ヒロシ監督との三度目のタッグ作品でもある。
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Zアイランドの★評価を入力する任侠野郎
ひょんなことから任侠の世界に足を踏み入れてしまった一般人が巻き起こす、笑いあり涙ありの任侠コメディ。大悟はこの作品でも品川組の常連として存在感を発揮。シリーズを重ねるごとに深まる信頼関係が画面ににじみ出ている。
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任侠野郎の★評価を入力するひとよ
ある夜、母親が家族を守るために父親を車で轢き殺した。それから15年後、突然帰還した母と、それぞれの傷を抱えて生きてきた三兄妹の再会を描く重厚な人間ドラマ。大悟は佐藤健、松岡茉優らと共演し、シリアスな演技で新境地を開拓した一作。
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ひとよの★評価を入力するOUT
元ヤクザの男が足を洗い、静かに生きようとするも、過去の因縁が容赦なく追いかけてくるクライムアクション。大悟の出演シーンは短いながらも強烈な印象を残し、品川監督自らその演技を絶賛。短い登場でも画面を支配する存在感は、まさに本物の俳優のそれだ。
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