
A24新作ホラー『Backrooms』出口のない謎の空間、怖すぎる予告編は見た?
A24新作の予告編、ヤバイですね。ホラーが大の苦手な私ですが、アートホラーというジャンルなら見れるんです。これもその一種。 みなさん、海外の有名な都市伝説、Backroomsはご存知ですか? 現実からふと“ズレ落ちた先”にあるとされる、終わりのない空間。黄色い壁、古いカーペット、妙に低い天井。似たような部屋や廊下が無限に続き、出口も、目的も、意味もない。 誰もいないはずなのに、なぜか落ち着かない。静かなのに、どこかおかしい。なんかこの画像、見たことありませんか。どこにでもありそうなのに、「ここにいたくない」と思うあの感じ。 怖いのは、何かが“いる”からじゃない。むしろ、何も起きていないこと。 音もない。変化もない。説明もない。なのに、「ここに居続けたらダメな気がする」。この“理由のない違和感”が、じわじわと恐怖に変わっていきます。 A24が、この題材を映画化しました。正直、この時点で嫌な予感しかしません。 元ネタは、海外の2ちゃんねるみたいな所にに投稿された一枚の画像。「現実からズレた空間」という設定とともに拡散され、いつの間にか“みんなが知っている不気味な場所”になりました。でもこれ、よくある都市伝説とは少し違います。 幽霊が出るわけでもない。何かに襲われるわけでもない。ただ、終わりがない。 普通のホラー映画って、「何が怖いか」説明できますよね。 幽霊が出る。 殺人鬼が追ってくる。 血が流れる。 でもこれは違う。 説明しようとすると、怖さが逃げる。なのに、映像で見ると目をそらしたくなる。 “意味がない状況”に置かれること自体が、怖いからです。 どこに向かっているのか分からない。何が起きるのかも分からない。終わりも見えない。人はこの状態に長く耐えられません。不安が、やがて恐怖に変わる。予告編でも、ほとんど何も起きていません。 ただ歩いているだけ。同じような空間が続くだけ。それなのに、途中で「もういい」と思ってしまう。 A24が得意なのは、こういう恐怖です。 『ミッドサマー』のように、明るいのに逃げ場がない世界。 『ヘレディタリー/継承』のように、気づいたら戻れなくなる感覚。 そして『MEN 同じ顔の男たち』や『LAMB/ラム』のような、 説明しようとすると余計に不気味になる作品たち。 この作品は、その延長線上にあります。むしろ、いちばん純度が高いかもしれない。 たぶん、これ、理解しようとしないほうがいいです。 たぶんその方が、ちゃんと怖いので。
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- 作成日時:
- 2026/04/02 16:22
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