
金曜ロードショー・GWはジブリ『耳をすませば』『魔女の宅急便』大人こそ刺さる見どころ
今年のゴールデンウィークの「金曜ロードショー」は、2週連続でスタジオジブリの名作が放送されます。 ラインナップは、5月1日(金)に『耳をすませば』、5月8日(金)に『魔女の宅急便』。どちらも本編ノーカット・放送枠拡大でのオンエアです。 子どもの頃に観たことがある人も、大人になってから見直すと「こんなに深いテーマだったのか」と全く違う感情が湧き上がってくるのがジブリ作品のすごいところ。今回は、放送前に知っておくとさらに楽しめる「大人の視聴ポイント」をまとめました。 ―――――――――― ◆5月1日(金)放送:『耳をすませば』(※ノーカット・25分拡大) 読書好きな中学生・月島雫と、ヴァイオリン職人を夢見る天沢聖司のまっすぐな恋を描いた青春ラブストーリー(プロデュース/脚本・宮崎駿、監督・近藤喜文)。 【見どころ:大人にこそ刺さる「才能と進路」の葛藤】 甘酸っぱい恋愛模様が有名な本作ですが、もう一つの大きなテーマが「将来への不安」です。 目標に向かって迷いなく進む聖司を見て、雫は「自分には何もないのではないか」と焦り、不器用に自分の才能(物語を書くこと)と向き合ってもがきます。何者かになりたいと願う焦燥感や、等身大の青春の痛みは、大人になった今観るからこそ胸に深く刺さります。 ―――――――――― ◆5月8日(金)放送:『魔女の宅急便』(※ノーカット・15分拡大) 13歳の新米魔女・キキが、相棒の黒猫ジジとともに親元を離れ、新しい街で“お届け屋さん”を始めながら成長していく物語。 【見どころ:登場する女性たちは「未来のキキ」?】 何度か観たことがある人におすすめしたいのが、「作中に登場する女性キャラクターたちを、キキの成長した姿として重ねてみる」という視点です。 ・絵描きのウルスラ(18歳) ・パン屋のおソノさん(26歳) ・キキの母・コキリ(37歳) ・パイを焼いてくれる老婦人 彼女たちは各年代を代表する女性として描かれており、キキがこれから経験するであろう挫折、自立、母性、そして包容力を体現しているようにも見えます。キキを取り巻く人々との温かいふれあいに注目すると、また違った感動に出会えるはずです。 ―――――――――― ◆まとめ GWはジブリの名作に浸りましょう♪ テレビの前に集合です!
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- 作成日時:
- 2026/04/03 17:10
耳をすませば
読書が大好きな中学生の月島雫は、図書館で借りる本の貸出カードに、いつも自分より先に「天沢聖司」という名前があることに気づきます。 顔も知らないその少年に思いを馳せる雫ですが、ある夏の日、電車の中で一匹の不思議な猫に導かれ、丘の上のアンティークショップ「地球屋」へと迷い込みます。 そこで彼女が出会ったのは、バイオリン職人になるという確かな夢を持った少年でした。彼こそが、あの天沢聖司だったのです。 真っ直ぐに未来を見据えて進む聖司に惹かれながらも、雫の心には「自分には何もない」という強い焦燥感が生まれます。彼の背中に追いつくため、雫は自分の中の原石を探すように、初めての物語を書き始める決意をします。 誰もが一度は経験する思春期特有の焦りや、背伸びをして傷つく痛みが、美しい街並みとともに瑞々しく描かれています。 才能という壁にぶつかりながらも、不器用にもがく雫の姿は、観る者の胸の奥にある「あの頃の自分」を強く揺さぶります。一歩を踏み出す勇気をくれる、色褪せない青春映画の傑作です。
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13歳になった見習い魔女のキキは、古いしきたりに従い、黒猫のジジと共に「修業の旅」へと出発します。 海に浮かぶ美しい時計塔のある街にたどり着いた彼女は、パン屋のおかみさんであるオソノさんに助けられ、唯一使える「空を飛ぶ魔法」を活かして、空飛ぶお届け物屋さんを始めることになります。 新しい街での生活に胸を弾ませるキキですが、仕事での失敗や、同世代の少女たちとの価値観の違いに直面し、少しずつ自信を失っていきます。 そしてある日、突然魔法の力が弱まり、ジジの言葉も分からなくなり、空を飛ぶことすらできなくなってしまいます。 魔法使いであっても、特別な力に頼るだけでは生きていけない。自分自身の力で立ち上がり、アイデンティティを見つめ直すキキの姿は、新しい環境で奮闘するすべての人々の姿と重なります。 挫折と孤独を乗り越え、彼女が再びデッキブラシを握りしめる瞬間の高揚感は、何度観ても色褪せません。疲れた心にそっと寄り添い、明日を生きる活力を与えてくれる、優しさに満ちた成長物語です。
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