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TM NETWORKという“最小単位”がビッグバンを起こす、量子が共鳴する2日間。

TM NETWORKという“最小単位”がビッグバンを起こす、量子が共鳴する2日間。

TM NETWORK「QUANTUM」ツアー、ついに今日、4月7日、8日(Get Wildの日)に横浜アリーナ公演が開催される。 全国を巡ってきたこのツアーが、ひとつの到達点へと向かう特別な2日間である。 まず、「QUANTUM」という言葉について触れておきたい。 量子論において「QUANTUM」とは、エネルギーなどが連続ではなく飛び飛びの値をとる際の「これ以上分けることのできない最小単位」を意味する。一般的には「ごく小さな単位」「最小のかたまり」というニュアンスで用いられる言葉である。 この言葉をツアータイトルに掲げた意味は明確である。 小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登、この3人を核とし、サポートメンバーを含めた“ひとつのかたまり”。それぞれが独立した存在でありながら、結合し、共鳴し、やがて巨大なエネルギーを生み出す。その様はまさに量子の集合体であり、ライブという空間で臨界点に達したとき、ビッグバンのような爆発を起こす。 それが、TM NETWORKのライブである。 本日横浜アリーナに足を運ぶFANKSの皆さんには、その“爆発の瞬間”を全身で浴びてほしい。 そして、個人的なTM NETWORKとの出会いについても触れておきたい。 すべての始まりは、中学生の頃である。 友人から「これ、聴いてみて」と手渡された一本のカセットテープ。それが、自分とTM NETWORKの歴史の起点であった。 当時、「夜のヒットスタジオ」に出演していたことはぼんやりと認識していたが、深く聴き込むきっかけはなかった。そのテープは、どうやら友人がアルバム、シングルから厳選した“ベストセレクト”だったようだ。 収録されていた楽曲は、今振り返っても驚くほど本質を突いたラインナップである。 『RAINBOW RAINBOW』から 「1974 (16光年の訪問者)」 「金曜日のライオン」 「イパネマ’84」 「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」 『CHILDHOOD’S END』から 「DRAGON THE FESTIVAL」 『GORILLA』から 「Confession 〜告白〜」 「Come on Let’s Dance」 「GIRL」 『Self Control』から 「Maria Club」 「Don’t Let Me Cry」 「Self Control」 「All-Right All-Night」 「Spanish Blue」 『humansystem』から 「Kiss You」 「Be Together」 「Human System」 「Resistance」 『CAROL 〜A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991〜』から 「Come On Everybody」 「Beyond The Time」 「Just One Victory (たったひとつの勝利)」 「Still Love Her (失われた風景)」 さらに、シングル 「Get Wild」 「SEVEN DAYS WAR」 今見ても、黎明期を貫く完璧な導線である。 このテープを何度も繰り返し聴いた。 楽曲ごとに世界が変わり、音の質感が変わり、未来と物語が交錯する。その体験は、それまでの音楽観を完全に更新するものだった。 やがて時は流れ、『RHYTHM RED』の頃には、その友人とも自然と連絡が途絶えてしまった。 TMの楽曲に出会う喜びを共有できる相手も少なくなっていった。 だからこそ、今になって思う。 あのときのカセットテープのセレクトは、ただの選曲ではなく“入口”だったのだと。TM NETWORKという巨大な宇宙へ導く、極めて精度の高いナビゲーションだったのだと。 感謝しかない。 さらに言えば、「Come on FANKS!」のラジオを録音し、何度も聴き返した日々も忘れられない。 もちろん使用していたのはマクセルのカセットテープである。(メンバーがCMに出始めてから) 巻き戻し、再生、また巻き戻し。 あのアナログな行為の積み重ねが、自分の中のTM NETWORKをより強固なものにしていった。 FANKSとは、単なるファンではない。 時間を共有し、音を蓄積し、記憶として刻み続ける存在である。 そして今、2026年。 TM NETWORKは「QUANTUM」という概念を携え、再び“かたまり”として動き出している。 あの頃カセットテープで聴いていた音は、いまや最新のテクノロジーとともに再構築され、しかし本質は何ひとつ変わらないまま、進化を続けている。 最小単位は、いまだに分解されることなく存在し続けている。 そしてそれが集まり、今日もまた、新たなビッグバンを起こす。 ■ TM NETWORK「QUANTUM」ツアースケジュール 【横浜アリーナ】 2026年4月7日(火) 2026年4月8日(水) 【追加公演】 2026年5月1日(金)東京・有明アリーナ 2026年5月2日(土)東京・有明アリーナ ■速報 4月7日と8日に行われる神奈川・横浜アリーナ公演の模様が6月にWOWOWで放送・配信される。 今夜、その場にいるすべてのFANKSとともに、量子は共鳴する!

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  • 作成日時
    2026/04/07 09:42
    更新日時
    2026/04/08 07:57

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