
90年代ですでにコメディの完成形──『マスク』が今も無敵に楽しい理由
『マスク』は、中学生の頃から夢中になっている本当に大好きな映画だ。何度観ても飽きないし、観るたびに楽しい。ここまで安心して観られるコメディ映画はなかなかない。個人的には「コメディ界のバック・トゥ・ザ・フューチャー」と言いたくなるくらい、完成度が高いと思っている。どうしてBlu-rayがなかなか出ないのか不思議になるほどの名作だ。 この映画の魅力は、何と言っても漫画的表現を実写で成立させている点だろう。現実の物理法則を無視した動きや変形、過剰なリアクション。それを違和感なく成立させているのは、やはりジム・キャリーの存在が大きい。彼の顔の動き、身体のしなり、間の取り方。すべてがアニメーションのようで、まさにこの映画のために存在しているかのようだ。ジム・キャリーでなければ成立しなかった作品と言っても過言ではない。 台詞も表情も、どこを切り取っても楽しい。「ホームビデオで撮っちゃうぞ」のような軽妙な一言も含めて、細かいネタが次々と出てくる。このテンポの良さが、何度観ても飽きない理由だと思う。笑わせ方も単純なギャグだけではなく、動きや音楽、編集すべてを使っている総合的なコメディになっている。 音楽の使い方も印象的だ。スウィングやラテン系のリズムが作品のテンションとぴったり合っていて、観ているだけで楽しくなる。「チキチキブンチキチキブン」と言いたくなるようなノリの良さが、作品全体を包んでいる。この軽快さが、映画の明るいトーンを支えている。 また、キャメロン・ディアスの存在も忘れられない。本作が映画デビューで、今見ると驚くほど若くてフレッシュだ。後に大スターになることを思うと、この映画に出演しているという事実も含めて時代の熱を感じる。出演者のサクセスストーリーを後から知る楽しさもある。 そして何より、犬のマイロの可愛さと賢さがすごい。鍵を持ってきたり、状況に応じて動いたり、演技として成立しているレベルの動きだ。今ならCGで補える部分も多いだろうが、当時は実際に撮影しているはずで、その大変さを想像すると驚かされる。それでも、素の賢さが伝わってくるのがすごい。とにかくマイロが可愛い。 『マスク』は、キャラクター、演技、音楽、テンポ、ビジュアル、すべてがうまく噛み合ったコメディだ。過剰な表現を使いながらも、最後まで破綻しない。観終わったあとに純粋に「楽しかった」と言える映画の理想形だと思う。 何もかもがうまく出来上がっている。文句なし。だからこそ、今でも繰り返し観たくなるし、これからもずっと好きなままの一本だ。
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- 作成日時:
- 2026/04/12 00:48
マスク
中学生のときから夢中になっているマジで大好きな映画。なんでBlu-rayが出ないんだろう? コメディ映画として、これほど安心して見られる映画はありますかい。コメディ界のバック・トゥ・ザ・フューチャーだと思う。漫画をそのまま持ってきたような、ジム・キャリーでしか作れなかった作品で絶好調。どの台詞も表情も楽しい。好きな台詞は「ホームビデオで撮っちゃうぞ」だぜ。音楽も楽しい。チキチキブンチキチキブン。キャメロン・ディアスは若くてピチピチなのも今見ると驚く。このあたりも時代の移り変わりと出演者のサクセスストーリーがアツい。そしてやはり犬のマイロがチョー賢くてチョー可愛いのよ。動物の演出も、今はCGでなんとかなるかもだけど、当時は撮影は大変だったろうなぁ。それでも素も賢いワンコなのは間違いない。マイロ可愛すぎる。何もかもが上手く出来上がっている。文句なし。
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