
【日本リメイクで再注目】ウ・ヨンウの原点?!韓国映画『無垢なる証人』が問いかけるもの
唐沢寿明と増田貴久の共演、仙道敦子、西田尚美、安藤玉恵、橋爪功、柄本明など、実力派キャストが脇を固めることでも大きな注目を集めています。 この作品の原作は、2019年に韓国で公開された同名の大ヒット映画(原題:증인 証人)。 実はこの映画、日本でも社会現象を巻き起こしたドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の脚本家、ムン・ジウォン氏が手掛けた最初の長編映画なのです。 ウ・ヨンウが弁護士として成長し、社会と向き合っていく姿を丁寧に描いたあのドラマの、いわば「原点」ともいえるのが本作。ムン・ジウォン作家ならではの徹底したリサーチと妥協のない表現が、ストーリーに深い説得力を与えています。 ――――――――――― 信念を貫くことをあきらめ、現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士のスノ(チョン・ウソン)は、出世のかかった殺人事件の弁護士に指定される。容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者の少女ジウ(キム・ヒャンギ)を証人として法廷に立たせようとするが、ジウは自閉スペクトラム症で意思疎通も難しい。事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせことに努めるスノは、次第に彼女のことを理解するようになり・・・。 ――――――――――― 弁護士スノは、事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせようと努力します。彼女との交流は、次第に彼に心や価値観の変化をもたらし、ついには2人の関係性の変化へと繋がっていく・・・そんな様子が丁寧に描かれています。『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンと『神と共に』シリーズで第39回青龍映画賞 女優助演賞を受賞したキム・ヒャンギの2人の実力派俳優が、正義と野心の間で揺れる弁護士と自閉スペクトラム症の少女を熱演しています。 大人になるにつれて、私たちはいつの間にか「言葉の裏」を読みすぎたり、効率や論理ばかりを優先して、本当に大切な「心の声」を見失ってしまいがちですよね。「言葉」は時に武器にもなり、時に最大の癒やしにもなる。本作は、私たちが普段いかに表面的な情報だけで世界を判断しているかを、静かに、しかし鋭く問いかけられているような気持ちになります。 法廷ミステリーの枠を超え、、2人の交流が柔らかく溶け合い、静かに心が再生されていくようなヒューマンストーリーです。 観終わったとき、自分の日常さえも少し違った景色に見えてくるような、不思議な温かさと力強さを感じられる作品だと思います。 今週末、日本版『無垢なる証人』を観る前に、韓国版原作でその世界観を覗いてみてはいかがでしょうか。
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- 作成日時:
- 2026/04/16 22:25
- 更新日時:
- 2026/04/16 22:33
無垢なる証人
信念を貫くことを諦め、現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士のスノ(チョン・ウソン)は、出世のかかった殺人事件の弁護を任される。唯一の目撃者である自閉スペクトラム症の少女・ジウ(キム・ヒャンギ)の証言を得るため、彼女に歩み寄ろうとするスノ。しかし、意思疎通もままならないジウとの交流を通じ、スノは次第に自身の凝り固まった価値観を揺さぶられていく。
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