
【GWはジブリ祭り!】金曜ロードショー『耳をすませば』『魔女の宅急便』を2週連続放送
2026年のゴールデンウィーク、金曜ロードショーは「ジブリ祭り」! 5月1日に『耳をすませば』、5月8日に『魔女の宅急便』と、世代を超えて愛され続ける「少女の成長と自立」を描いた傑作2作品が放送されます。 新生活が始まって少し疲れが出るこの時期、瑞々しい物語に触れてエネルギーをチャージしませんか?それぞれの作品をより深く楽しむための注目ポイントを解説します。 ―――――――――― ◆5月1日放送:『耳をすませば』(1995年公開) 【好きなひとが、できました。甘酸っぱい青春の原点】 公開から30年以上が経過しても、全く色褪せない「直球」の青春ラブストーリー。読書好きの月島雫が、図書カードの名前から「天沢聖司」という少年に惹かれていく過程は、今の時代でも胸を熱くさせます。 1.高橋一生さんの「声」と聖司のカリスマ性 ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司の声を務めたのは、当時14歳の高橋一生さん。変声期前の貴重な演技であり、夢に向かって迷いなく突き進む聖司の純粋さを完璧に表現しています。 2.「自分を試す」ことの尊さ ただの恋愛映画に留まらず、聖司に触発された雫が「物語を書く」ことで自分の才能と向き合い、苦悩する姿が描かれます。近藤喜文監督の丁寧な演出と宮﨑駿氏の脚本が、夢を追うことの厳しさと美しさを教えてくれます。 ―――――――――― ◆5月8日放送:『魔女の宅急便』(1989年公開) 【13歳の自立。キキの姿に重ねる「女性の人生」】 13歳の新米魔女キキが、相棒の黒猫ジジとともに知らない街で成長していく物語。本作には、キキの未来を予感させるような「各年代の女性」が配置されているという有名な考察があります。 1.女性キャラクターが示す「成長のステップ」 13歳のキキ、18歳の絵描きウルスラ、26歳のパン屋のおソノさん、37歳の母コキリ、それと知恵を授けてくれる老婦人。彼女たちはすべて、キキが進むかもしれない「成長の断片」として描かれています。観る人の年齢によって、共感するキャラクターが変わるのも本作の深い魅力です。 2.魔法(才能)を失う挫折と再生 空を飛べなくなるというスランプを経験するキキ。それは誰もが直面する「自分らしさ」への不安のメタファーでもあります。人々とのふれあいの中で、再び空へ飛び立つキキの姿は、新しい環境で頑張るすべての人への応援歌です。 ―――――――――― ◆視聴のポイント 『耳をすませば』では、雫が書く物語の中に登場する「バロン」の凛々しさに注目。『魔女の宅急便』では、久石譲氏による名曲「海の見える街」が彩る、コリコの街の美しい情景を大画面でお楽しみください。 ―――――――――― ◆GWはジブリにびたびたに浸ろう! 「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」。そんなメッセージが心に響くゴールデンウィーク。日々の喧騒を忘れて、ジブリにどっぷりと浸かりましょう。
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- 作成日時:
- 2026/04/24 17:07
耳をすませば
柊あおいの名作漫画を原作に、アニメ映画でも親しまれた物語に「10年後」のオリジナルストーリーを加えて実写化した青春ラブストーリーです。 読書好きの中学生・月島雫は、図書カードをきっかけに出会った天沢聖司と最悪の第一印象を経て、次第に惹かれ合っていきます。チェリストになる夢を抱きイタリアへ渡る聖司と、作家になる夢を追い続ける雫。二人は「お互いに夢を叶えてまた会おう」と誓い合います。 それから10年。雫は出版社で児童書の編集者として働きながら、夢と現実の狭間で葛藤する日々を送っていました。一方の聖司もイタリアで壁にぶつかり、遠く離れた二人の心は少しずつすれ違い始めます。 本作の見どころは、誰もが胸に抱く「あの頃の純粋な気持ち」と、大人になって直面する「現実の厳しさ」が対比的に描かれている点です。清野菜名と松坂桃李が、時を経て変化した二人の繊細な距離感を見事に体現しています。地球屋のバロンや、あの美しい丘からの景色はそのままに、夢を追い続けることの尊さと切なさを丁寧に紡ぎ出した、大人にこそ響く物語です。
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角野栄子の児童文学を原作に、清水崇監督がファンタジックかつ瑞々しく実写化した成長物語です。 魔女の血を引く少女・キキは、13歳になったら独り立ちのために修行に出るという古くからの掟に従い、相棒の黒猫ジジと共に旅立ちます。たどり着いた海辺の街・コリコで、キキはパン屋の女主人・おソノさんのもとに居候し、唯一の魔法である「空を飛ぶこと」を活かして、荷物を届ける「お届けもの屋さん」を始めます。 空を飛ぶことに憧れる少年・とんぼとも出会い、新しい生活に胸を躍らせるキキ。しかし、慣れない街での生活や、人々からの冷たい視線、そして自分自身の心の迷いから、ある日突然、魔法の力が弱まってしまいます。 本作の魅力は、実写ならではの「等身大の少女の痛み」がリアルに描かれている点です。小芝風花が演じるキキの、無邪気な笑顔の裏にある孤独や不安が、観る者の共感を誘います。CGを駆使した飛行シーンの躍動感はもちろん、自然豊かな島の風景と魔女という存在が日常に溶け込んだ世界観も美しく、一人の少女が挫折を乗り越え、自分の居場所を見つけていく姿に、温かな勇気をもらえる作品です。
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