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創る楽しさを爆音で鳴らせ──『マインクラフト/ザ・ムービー』のロックな正解

創る楽しさを爆音で鳴らせ──『マインクラフト/ザ・ムービー』のロックな正解

『マインクラフト/ザ・ムービー』は、いい意味で“やり切った”作品だ。体感としては同じジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』の精神を継いだ続編のようなノリで、子どもと大人の成長物語にロックのエネルギーを掛け合わせた一本。最初から最後まで、テンポよく楽しい。 原作が“遊びそのもの”であり、しかもクリエイティビティを要求するゲームである以上、実写化の正解は限られる。その中で本作は、「創る楽しさ」を前面に押し出すという王道を選び、きっちり成立させている。説明より体験、理屈より勢い。この判断が効いている。 中心で暴れているのはジャック・ブラック。ほぼ独壇場と言っていいが、その過剰さが作品の推進力になっている。一方でジェイソン・モモアが“美味しいポジション”で絡み、熱量のバランスを取る。この二人の掛け合いが、コメディとしての芯を作っている。 ただし物語の軸は、あくまで少年の成長だ。大人たちのはしゃぎを通して、主人公が自分の力で何かを作り出す意味に気づいていく。この“誰が主役か”の整理がしっかりしているから、騒がしさが単なるノイズにならない。 エマ・マイヤーズの存在も効いている。キュートさとアクション適性のギャップが面白く、作品に軽やかさを加えている。なぜか戦いのセンスがある、という雑な設定も、この映画のトーンにはむしろ合っている。 映像面では、ブロック世界のルールを実写に落とし込む工夫が随所に見られる。クラフトや建築、夜の危険といった“ゲームの手触り”をテンポよく見せることで、観客にプレイ感覚を与えている。この“触れるような演出”が、原作との接続を強くしている。 もちろん、物語の深みや静かな余韻を求める人には合わないかもしれない。しかし本作はターゲットを明確に絞り、「楽しさ」を最大化することに振り切っている。その潔さが、結果として満足度を押し上げている。 『マインクラフト/ザ・ムービー』は、創ることの楽しさをロックの熱量で叩きつけるエンタメだ。理屈を超えて体験として楽しい。昔ながらのアメリカンコメディの系譜を、今の子どもたちが共有していることにも少し感慨がある。 ダレずに走り切り、観終わったあとに「楽しかった」と言える。それで十分に価値がある一本だ。

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  • 作成日時
    2026/05/03 22:47

マインクラフト/ザ・ムービー

総合評価:2.8制作年:2025年制作国:アメリカ再生時間:-
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マインクラフト/ザ・ムービー

スクール・オブ・ロックPART2でした。子ども及び大人の成長物語withロック。むっちゃ楽しかった。ゲームという遊びを題材にしてるし、クリエイティビティが求められるゲームの原作として、実写化するならこれしか正解がないんじゃないかという内容でとてもとてもおもしろかった。まー、たぶん、映画にそういった要素(楽しさやエンタメ)を求めない人には苦痛の作品かもしれないが、そういった人はターゲットではないとハッキリわかるので大丈夫。ジャック・ブラックの独壇場だけど、そこにジェイソン・モモアが美味しいポジジョンでしっかりと絡んでくる。オジサン楽しそう映画なんだけど、それを見事に昇華させているのは監督の手腕か。でもこのノリを日本の子どもたちも見ているっていうのは、昔からのアメリカンコメディ好きとしてはなんか感慨深い。話は真の主人公は少年っていうのがいいよね。エマ・マイヤーズもとってもキュートだったのもナイス。なんか知らんけど戦いのセンスあったとか笑える。最初から最後までダレずにテンポよく、楽しい映画でした。

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