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涙腺崩壊!「百想芸術大賞」脚本&作品賞『ウンジュンとサンヨン』が突きつける人生の問い

涙腺崩壊!「百想芸術大賞」脚本&作品賞『ウンジュンとサンヨン』が突きつける人生の問い

5月8日に開催された「第62回百想芸術大賞」。 テレビ(ドラマ・バラエティ)、映画、演劇を対象とした、韓国で最も権威ある総合芸術授賞式で「韓国のゴールデングローブ賞」とも呼ばれています。 さらに、韓国ミュージカル60周年を迎え、新たにミュージカル部門(作品賞、創作賞、演技賞)が新設されました。 そのテレビ部門で、最多7部門にノミネートされた作品がNetflixで配信中のドラマ『ウンジュンとサンヨン』で、作品賞と脚本賞の2冠に輝きました。 互いを最も好きで憧れ、また嫉妬し憎みながらも、生涯をかけて複雑に絡み合う二人の友人ウンジュン(キム・ゴウン)とサンヨン(パク・ジヒョン)の時間を、20代、30代、40代と丁寧に描いています。 登場人物の感情の機微を丁寧に拾い上げ、一見すると些細な日常の風景が、後半に向けて大きな意味を持って繋がっていく構成はまさに圧巻で、脚本賞を受賞したのも納得です。 また、派手な演出に頼らずとも、セリフの端々や視線の交差だけでこれほどまでに人の心を動かせるのかと、主演の二人の演技の奥深さにも圧倒されます。 制作発表会では、ウンジュンを演じたキム・ゴウンが感極まって涙を流したこともニュースになりました。サンヨンを演じたパク・ジヒョンも含め、それだけ“尊厳死”という重いテーマに真摯に向き合ってできた作品だということが伝わってきます。キム・ゴウンは、体重を増やして21歳のウンジュンを演じたエピソードなどからも、完成度の高さをうかがえますよね。 本作は、観ているうちに二人が抱える葛藤や選択が、まるで自分自身の人生の断片のように感じられてくるようなそんな作品です。 「もし自分だったら、同じ決断ができるだろうか」「本当に大切なものは何だったのか」そんな答えの出ない問いが、観終わった後も静かに心の中に残り続けます。 ただ重苦しさが残るのではなく、四季の移ろいや美しい音楽の余韻が、まるで一冊の良質な小説を読み終えたかのような充足感も与えてくれます。 皆さんも本作をご覧になった後、「友情とは何か」「人生とは何か」を静かに考えさせられるのではないでしょうか。そして、私たちの中の「大切なもの」の輪郭が、少しだけはっきりと見えてくるかもしれません。 “今、観るべき作品”として、お勧めの一作です。

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  • 作成日時
    2026/05/10 23:04

ウンジュンとサンヨン

総合評価:2.6制作年:2025年制作国:韓国再生時間:-
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ウンジュンとサンヨン

10代の頃から共に過ごしてきたウンジュン(キム・ゴウン)とサンヨン(パク・ジヒョン)。憧れと嫉妬、愛憎が20代、30代を満たし、やがて取り返しがつかないほど遠ざかってしまいました。今、42歳になったウンジュンは、重い病を患うサンヨンからの最後のお願い「人生を締めくくる旅に同行してほしい」を受けるのです。その旅で2人はそれまでの人生で共に過ごした思い出を振り返り、いかに互いが大きな存在であったかを実感することとなります。友情と嫉妬、羨望と憎悪といった相反する感情が交錯する中で、彼女たちの歩みをつなぎ止めるのは“かけがえのない絆”という普遍のテーマです。映像が叙情的で、時に甘美に、時に鋭利に、人生の複雑な瞬間を切り取っていきます。 主演を務めるキム・ゴウンとパク・ジヒョンの抑制された演技が、尊厳死という重厚なテーマを静かに、かつ力強く物語へと昇華させています。日常の何気ない会話の中に人生の本質を問いかける、静謐で完成度の高い作品です。

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