
ダンボ|大人になってから見ると涙が止まらない…ティム・バートン版の優しさ
胸の奥がぎゅっと苦しくなるのに、不思議と最後は少し前を向きたくなりました。 『ダンボ』は空を飛ぶ象の物語というより、人と違うことを笑われた誰かのための映画だったように感じます。 大きすぎる耳を理由に見世物のように扱われるダンボ。その姿を見ていると、子ども向け作品のはずなのに、なぜか自分の過去まで思い出してしまう瞬間がありました。隠したかった部分ほど、本当はその人だけの才能なのかもしれない…そんなメッセージがじんわり刺さります。 特に、母象ジャンボと引き離される場面は語彙力が消えました。優しい作品なのに、あの寂しさはかなり重たいです。でも、その孤独を知っているからこそ、ダンボが空を飛ぶ瞬間の解放感がエグいほど沁みるんですよね。 さらに、ティム・バートンらしい幻想的な世界観も魅力でした。きらびやかなサーカスの裏側にある欲望や孤独が、美しくて少し怖い。だからこそ、コリン・ファレル演じるホルトと子どもたちの“家族を取り戻したい”という想いがまっすぐ胸に届きました。 ただ可愛いだけでは終わらない。 今見ると、違うことを肯定してくれる物語だったのかもしれません。
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- 作成日時:
- 2026/05/15 14:57
- 更新日時:
- 2026/05/15 14:57
ダンボ
ティム・バートン監督が名作アニメを実写化した『ダンボ』。大きな耳を笑われていた子象・ダンボが、空を飛ぶ力によって一躍スターになっていく物語です。ただ、見どころは奇跡の飛行シーンだけではありませんでした。母と子の別れ、家族の再生、そして“違い”をどう受け止めるか…。優しい映像の奥に、じんわり苦くて温かい感情が残る作品だと思いました。
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