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多彩な俳優エイミー・アダムス出演作品

『魔法にかけられて』や『ノクターナル・アニマルズ』など、幅広い役柄をこなす実力派俳優エイミー・アダムス。彼女が第82回ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた映画『ナイトビッチ』がDisney+で1月24日に配信開始した。育児に疲弊した専業主婦が「自分は犬に変化しているのでは」という強迫観念に囚われるようになっていく姿を描いたダークコメディ。ユニークなストーリーが気になって仕方がない最新作が配信されたこのタイミングで、多彩な俳優エイミー・アダムスの出演作品を2つ紹介したい。

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  • 作成日時:
    2025/01/29 19:05

ジュリー&ジュリア

制作年: 
2009年
ジュリー&ジュリア

2002年ニューヨーク。まもなく30歳をむかえるジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は、新たな挑戦を決めた。それは「料理研究家ジュリア・チャイルドのレシピ本 『王道のフランス映画』に掲載のレシピ524つを、365日で作りきる」というものだった。そして、夫のエリック(クリス・メッシーナ)の助言を受けてその様子をブログで綴るようになった彼女は、初めての料理への興奮や発見を自由に発信し、ブログ読者との交流や料理の喜びに目覚めていく…。 一方1949年フランス。外交官の夫とともに、赴任先のパリで暮らしはじめたジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)はフランス料理のすばらしさに魅了されると共に、英語で書かれたフランス料理の本がないことを嘆く。「ならば、アメリカ人の自分がレシピ本を出す!」と決心し、奔走するのだった。 迷いを抱いていたジュリーの人生と、平凡な主婦から料理研究家として活躍したジュリアの人生が、時を超えて交わるヒューマンドラマ映画である。 失敗や試練にぶつかりながらも、諦めずに目標へ挑み続けるジュリアとジュリーの姿は、時代に関係なく挑戦する人に勇気を与えてくれるだろう。 ちなみに、実在の人物を描いた本作。ジュリーを演じたエイミー・アダムスのチャーミングさや等身大な魅力はもちろん、ジュリアを演じたメリル・ストリープの秀逸な演技には釘付けになってしまう。料理番組での気取らない姿やユニークな物言いが人気だった彼女を、敬意をもって完全再現している。流石の一言だ。 そして、本作の最大の魅力のひとつは、美味しそうな料理の数々だ。「牛肉の赤ワイン煮込み」、「バターとマッシュルームたっぷりのチキンのクリーム煮」など、よだれが垂れそうな料理が次々に登場し、おいしそうに食べる表情もまた、たまらない。お腹がすいているときには禁断の映画かもしれない……。

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メッセージ

制作年: 
2017年
メッセージ

『メッセージ』は、ヒュー・ジャックマン出演のサスペンス映画『プリズナーズ』やSF大作『DUNE/デューン』シリーズで知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による2016年のSF映画だ。 巨大な球体型宇宙船が、突如として世界各国の12箇所に現れる。宇宙人とコミュニケーションを取るために言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)と物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナ―)が招集された。ルイーズは12歳で癌のため亡くなった娘との記憶がフラッシュバックしながら、宇宙人との対話を進めていく。ルイーズとイアンが地道な対話を重ねていく中で、宇宙人らが「武器を提供」というメッセージを発したことが分かった。これをきっかけに、世界各国は臨戦態勢になり、緊迫した状況になってしまう。宇宙人の言葉の真意を解明したルイーズは、攻撃を止めるため命がけの行動にでるが…。 この映画が巧みなのは、冒頭でルイーズが最愛の娘を病気で失う姿を描いたことだと思う。クライマックスで、“衝撃の事実”が明らかになると同時に、冒頭にこのシークエンスが置かれた意図に気づかされるからだ。未見の人には「でも時に“流れ”がなかったら?」というルイーズのセリフを理解したときの驚きを、ぜひ味わってほしい……。 様々なSF映画があるが、本作の神秘的な世界観と、切なさが胸いっぱいに押し寄せて幕を下ろす本作の余韻は忘れられない。 本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムスは、喪失感と孤独に包まれたルイーズを体現している。どこか人生を諦観したような雰囲気をまとう彼女が、宇宙人との対話に熱中していくにつれて変化する様に、惹きこまれずにはいられない。

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