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ワンカットの意欲作!映画「ネイビーシールズ」シリーズ

年末にTBSラジオ「アフター6ジャンクション2」のポッドキャストを聴いていると、三宅隆太(映画監督、脚本家、スクリプトドクター)さんの年間BEST映画の一つとして、とても興味をそそられる作品を紹介されていた。その映画は『ネイビーシールズ 空港占拠』。全編(疑似)ワンカットの作品で、最高に面白い内容だったとのこと。常日頃から三宅さんの批評性、映画に対する多角的な視点に全幅の信頼を置いているので、これをチェックしないわけにはいかない。しかも、Rakuten TVで配信している。鑑賞する際は前作となる『ネイビーシールズ ローグ・ネイション』を先に観てほしいとおっしゃっていたので、さっそく観てみることにした。 編集担当:清 澄(きよしすます)

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  • 作成日時:
    2025/02/03 12:20

ネイビーシールズ ローグ・ネイション

制作年: 
2022年
ネイビーシールズ ローグ・ネイション

舞台となるのはISISのテロリストを収容しているアメリカの秘密軍事施設。そこに収容されている重要人物の連行をするため、ネイビーシールズが派遣される。しかし、軍事施設に到着した途端、武装をしたテロリストからの攻撃を受け、舞台は戦場と化すといった内容だ。 私はあまり長回しの映画を好んで観るわけではないが、なるほど、これが長回し演出のなせる技か。その手法が、最初から最後まで臨場感と緊張感を持続させるから、90分が本当にあっという間に過ぎていく。重要人物をテロリストから「守る」「連れ出す」というストーリー上のミッションだけで、これだけ映画をスペクタクルなものにすることができるのかと、言葉を失った。 あらすじと作品のジャケットだけ見ると、ネイビーシールズとテロリストの派手な展開を期待するかもしれないが、良い意味で裏切られてほしい。

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ネイビーシールズ 空港占拠

制作年: 
2024年
ネイビーシールズ 空港占拠

前作のまさに数時間後からはじまる。 こちらが、三宅隆太さんが2024年のBESTの中に挙げられていた作品だ。 命からがら重要人物をアメリカに連れ出すことに成功した主人公(スコット・アドキンス)だが、受け渡しの空港でまたしてもテロリストに襲われてしまう。なんて日だ!と思わせる間もなく、激しい銃撃戦とテロリストと対峙することになる。空港内という閉ざされた空間でありながら、されど広大なフィールドという場所の妙により、前作よりもアクションシーンが多め。もしかしたら身内にスパイが?というサスペンス要素もふんだんに盛り込まれており、作品としての魅力がグッと上がっている。 しかし、キャスト陣はどういう演出を受けて撮影に臨んでいるのだろう。いつもとは違うであろう撮影方法でも、まったく違和感を感じさせない演技ができる俳優陣の仕事ぶりに驚きを隠せない。

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