
プレデターは地球で暴れてこそだ!──『ザ・プレデター』の愛すべき暴走
『ザ・プレデター』、公開当時は賛否がかなり分かれていたけれど、自分は大好き。むしろシリーズの中でもかなり好きな部類に入る。 やっぱりプレデターは地球で暴れてこそなのだ! ジャングルでも惑星でもなく、人間社会にプレデターが入り込んできて大騒ぎになる。この路線が自分にはしっくりくる。 今作は冒頭から何か様子がおかしい。プレデターが出てくるのはいつも通りなのに、今回はプレデター自身が何かに追われている。そして現れる、やたらマッチョな巨大プレデター。 「なんだなんだ?」とシリーズファンほど気になる導入になっていて、その時点でワクワクした。 もちろんシリーズらしいクリーチャー映画としての迫力も十分。人体が吹っ飛び、バラバラになり、血しぶきが舞う。そうそう、こういうのが観たかったんだよ!という満足感がある。 さらに今作のおもしろいところは、プレデターを単なる“狩人”としてではなく、知的生命体として一歩踏み込んで描いていることだ。 過去作のプレデターは無骨な戦士という印象が強かった。しかし今作では、彼らの種族としての思惑や行動原理が見えてくる。その結果、エイリアン映画としての側面も強くなっていて、これがなかなか興味深い。 そして何より、監督のシェーン・ブラックらしいユーモアが全編に漂っているのが良い。 この人の作品は、とにかくクセのある連中が集まってワチャワチャするのが楽しい。 今作もまさにそれ。 頼りになるのかならないのかよく分からない連中が集まって、文句を言いながら戦う。この空気感がたまらない。 特にチームの面々はみんな愛嬌がある。優等生キャラではなく、どこか欠点を抱えている。それでも戦う。だから応援したくなる。 博士キャラもなかなか笑えるし、全員がちゃんと印象に残る。 考えてみれば、これってプレデターの頃からそうだった。アーノルドたちの部隊も、強いけれど妙に人間臭かった。今作はそこを現代風にアレンジしている感じがする。 また、残虐描写もかなり良い。プレデターシリーズに求めるものの一つは、「うわっ!」となる豪快な殺し方だと思うが、その期待にはしっかり応えてくれる。 そしてラスト。 あの“アレ”ですよ。 もう完全に少年心をくすぐる展開。 賛否が出るのも分かる。でも自分は大興奮だった。「うわー!それやるの!?」という気持ちになったし、あのビジュアルは単純にカッコいい。 『ザ・プレデター』は、シリーズを真面目に再定義しようという作品ではない。むしろ、プレデターという題材で思いっきり遊んでいる作品だと思う。 だからこそ楽しい。 クセのある仲間たち、凶悪なクリーチャー、ブラックユーモア、派手な残虐描写、そして最後のサービス精神。 プレデター映画として見たかったものをたくさん詰め込んだ、愛すべき怪作であり快作だった。
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- 作成日時:
- 2026/05/30 00:32
ザ・プレデター
賛否あったみたいだけど、自分は好き。めっちゃ好き。やっぱりプレデターは地球で暴れてもらわないと!しかし今回のプレデターは何か目的が違う。なんかマッチョなプレデターに追われてる。なんだなんだ?とシリーズとは違うアプローチ。しかしプレデターらしいクリーチャーものの迫力は満点。そうそう、こういうプレデターの続編を待ってたんだヨッて感じ。プレデター(ハンターだろっていうツッコミも笑える)が今までの無骨な戦士という面から、知的生命体としてのエイリアンとしての顔が見られてこれがまたおもしろい。シェーン・ブラック流のユーモアが心地よいのもナイスだった。クセのあるキャラクターたち(頼りがいがあるのかないのか笑)と残虐な描写がたまらない。博士のキャラも笑えるが、メンバーみんなが愛嬌があって好きになれるキャラばかり。これって1作目もそうだったよねと思い出した。最後のアレ、超カッコいい~!!!
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