
スピルバーグ監督『フック』大人になって再発見した魅力
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- 作成日時:
- 2026/05/30 15:29
フック
小学生の頃、レンタルビデオの吹替版で何度も観ていた『フック』。当時はスティーヴン・スピルバーグ監督作品だという認識もなく、純粋にピーターパンのその後を描く冒険ファンタジーとして楽しんでいた。 その後、スピルバーグのフィルモグラフィを追うようになってから、本作がその中にあることに少し驚いた記憶がある。今振り返っても、『E.T.』や『ジュラシック・パーク』とはまた違った魅力を持つ、少し意外な一作だ。 そして今回、本作の主人公ピーター(ロビン・ウィリアムズ)と同じような年代になり、自分の子どもたちと一緒に久しぶりに鑑賞した。もちろん吹替版。おそらく小学生の頃に観ていたものと同じ音声で、作品が始まった瞬間から懐かしさが一気に押し寄せてきた。 出演者の顔ぶれも実に豪華だ。ロビン・ウィリアムズをはじめ、ダスティン・ホフマン、ジュリア・ロバーツ、ボブ・ホスキンスと、今見ても圧倒されるスターたちが揃っている。 中でも印象的なのは、ロストボーイズたちと食卓を囲む“イメージの料理”のシーン。子どもなら間違いなく心をつかまれる場面だし、大人になった今でもワクワクしてしまう。想像力そのものを映像化したような名シーンだと思う。 また、フック船長とスミーの掛け合いも見どころのひとつ。まるでアドリブのような軽妙なやり取りが続き、悪役でありながらどこか憎めない2人の魅力が存分に味わえる。 上映時間は2時間20分を超えるが、長さを感じさせないほど楽しめた。子どもたちは冒険ファンタジーとして、大人はピーターの成長や家族との向き合い方に共感しながら観られる作品だろう。 久しぶりに観返してみて、『フック』は子ども向け映画にとどまらない、世代を超えて楽しめるファミリー映画だと改めて感じた。
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