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洋楽オタクZ世代がグラミー賞を語ってみた

こんにちは。洋楽オタク新卒3年目Z世代のトゥルーマン翔です。 今年もグラミー賞の季節がやってきましたね! 洋楽オタクの筆者個人としては、1年で最も興奮する季節と言っても過言ではありません。 どのくらい洋楽オタクかというと、アップルミュージックにて2024年に聞いたアーティスト数は961アーティスト、総再生時間は54,341分でした。  単純計算すると、1日に2.6人新しいアーティストに出合い、約140分音楽を聴いていることになります。そしてそのほとんどが洋楽アーティストです。 さて、そんな洋楽オタクの私ですが、日本時間2/3(月)に開催された第67回グラミー賞も、終始興奮冷めぬ状況でした。 グラミー賞では、多くのアーティストがパフォーマンスを披露しましたが、その中でも個人的に最も目を引いたアーティストが、この日、初受賞にして最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムと最優秀ポップ・パフォーマンスの2部門を受賞したサブリナ・カーペンターです。 昨年リリースされ、筆者も大好きなアルバム『ショート・アンド・スウィート』から「エスプレッソ」と「プリーズ・プリーズ・プリーズ」の2曲を披露していましたが、授賞式の間に披露するパフォーマンスとは思えないほど演出に凝っており、非常に見ごたえがありました。R&B調にアレンジされた「エスプレッソ」から始まったと思えば、いつの間にかミュージカル調に代わっており、間奏にはタップダンスを披露するなど2曲とは思えないほど内容がとにかく濃かったです!そしてなにより彼女がめちゃくちゃ可愛いです。 彼女の他にも、会場を一気にクラブに変えてしまったチャーリー XCXやサプライズゲストとして登場したザ・ウィーケンドのパフォーマンスなど、1つに絞れないほど最高のパフォーマンスの数々でした。 現在、WOWOWでは第67回グラミー賞のアーカイブも配信されていますので、気になる方は是非チェックしてみてください! と、長々と語ってしまいましたが、本記事では、第67回グラミー賞にノミネートや出席されたアーティスト達の曲を、挿入曲として使用されていた映画を用いながら、”アーティストとしての内容”メインで話していこうと思います(笑)

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  • 作成日時:
    2025/02/10 16:30
    更新日時:
    2025/02/27 16:16

アメイジング・スパイダーマン2

制作年: 
2014年
アメイジング・スパイダーマン2

【イッツ・オン・アゲイン/アリシア・キーズ feat. ケンドリック・ラマー】 今回のグラミー賞はこの人なしでは語れない! 第67回グラミー賞にて、ケンドリック・ラマーは、「ノット・ライク・アス」で主要部門の年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞含む今年最多5部門を受賞しました。ヒップホップ曲が年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞を受賞するのはグラミー賞史上2度目となり、2019年のチャイルディッシュ・ガンビーノの「ディス・イズ・アメリカ」以来となります。 そして、今回受賞したこの「ノット・ライク・アス」という曲は、ヒップホップ好きなら必ず知っている有名ラッパー、ドレイクとのビーフ(歌詞の中で、特定の人物への悪口を言うこと)として作られた曲なのです。大物ラッパー間のビーフ曲としても、曲自体のクオリティの高さとしても話題を呼びましたが、まさかビーフ曲が受賞してしまうとは思いませんでした(笑)。 筆者も彼の曲はよく聞いており、2023年には日本の音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2023」でヘッドライナーを務めた彼を目の当たりにしました。2022年にリリースされたアルバム『ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ』の「N95」から始まった彼のライブは、1曲目から観客のボルテージはマックスとなり、周りの観客に押しつぶされそうになったのを鮮明に覚えています。また、彼のライブは一般的なライブとは異なり、演出効果や作業着をきた黒人ダンサーたちの一糸乱れぬ特徴的なダンスは、まるで黒人社会や社会課題を描くアートのようにも感じました。 現代のヒップホップを牽引するケンドリックがフィーチャリングとして参加している「イッツ・オン・アゲイン」という曲は、『アメイジング・スパイダーマン2』のエンドロールで流れます。ラストシーンの迫力のまま、ケンドリックが歌う「イッツ・オン・アゲイン」が流れるエンドロールへの入りは何度見ても痺れますね......。

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ザリガニの鳴くところ

制作年: 
2022年
ザリガニの鳴くところ

【キャロライナ/テイラー・スウィフト】 当時20歳という若さで、グラミー賞で最も栄誉のある年間最優秀アルバム賞を受賞し、これまでも合計14度の受賞を果たした歌姫、テイラー・スウィフト。今年度の第67回グラミー賞でも年間最優秀アルバム賞や年間最優秀楽曲賞など主要4部門のうち3部門にノミネートされるも、無冠に終わりました。 第67回グラミー賞では惜しくも受賞を逃したテイラーですが、授賞式では彼女が最も楽しんでいたように思えました。 多くのアーティストが、他アーティストのパフォーマンスを静かに見守る中、彼女は1人席を立ち、終始周りの目を気にすることなく踊っていたのが非常に印象的でした。 筆者は中学生の時から彼女の曲を聞いており、当時は「22」を聞きながら、自分が22歳になったら何をしているのかと考えながら聞いていたのを思い出します(笑)。 2019年にリリースされたアルバム『ラバー』以前の明るいポップな曲調ももちろん大好きなのですが、最近は2020年にリリースされたアルバム『フォークロア』以降のより落ち着いたエモーショナルかつ叙述的な曲を好んで聞きます。その中でも2022年にリリースされた『ミッドナイツ』は筆者のお気に入りのアルバムなのですが、同アルバム内の「パリス」という曲は今でも毎晩聞くほど大好きです! この曲は、テイラーがメディアや世の喧騒から抜け出し、彼氏と2人だけでパリに飛びたいというテーマなのですが、「Let the only flashing lights be the tower at midnight(私たちを照らすフラッシュの光は真夜中のエッフェル塔だけで十分)」という歌詞は、彼女の全楽曲の中で最も好きなフレーズです。 テイラーの「キャロライナ」がエンドロールに流れる『ザリガニの鳴くところ』は、原作が全米500万部も突破している大人気小説となります。彼女も原作のファンを公言しており、『ザリガニの鳴くところ』の湿地を舞台とした、ジメジメとした不気味で重い雰囲気の中にも、どこか美しく見入ってしまうほどの魅力的な雰囲気が「キャロライナ」にもしっかりと落とし込まれています。この映画の衝撃的なラストの余韻にしっかりと浸ることができる美しい曲となっています。

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ブリングリング

制作年: 
2013年
ブリングリング

【オール・オブ・ザ・ライツ/カニエ・ウェスト(イェ)】 第67回グラミー賞にレッドカーペットを妻と共に堂々と登場したイェことカニエ・ウェスト。 最優秀ラップ楽曲賞にノミネートされたカニエですが、なんと事前に出席の予告もなく授賞式に飛び入り参加したそうです。 その上、今回物議をかもしているのがカニエの妻であるビアンカの衣装です。 もはや服を着ているのか着ていないのか分からない、目のやり場に困ってしまう彼女の過激な衣装は、さすがカニエの妻だな......と圧倒されました。 以上の通り、カニエの破天荒ぶりは凄まじく、2020年には「バースデー・パーティー(バースデー党)」を設立し、大統領選挙へ出馬していました。また、最近では家族と日本に長期滞在しており、日本が好きすぎるが故なのか「前世は天皇だった」と爆弾発言を残しています。 そんなカニエですが、彼の楽曲の才能は確かであり、これまでグラミー賞では20部門以上受賞しています。 彼のラップジャンルは多岐にわたり、R&Bやソウル、ゴスペルなどと融合されたラップが特徴となっており、彼の斬新的かつ前衛的な音楽には毎度驚かされます。 2021年にリリースされたアルバム『ドンダ』では、ゴスペルソングと融合したゴスペル・ラップの色が強く、その中でも筆者のお気に入りでもある「カム・トゥ・ライフ」では、キリスト教信者たちの祈りの声をバックに、優しいカニエの歌声には聞くたびに天に召されそうになります。 今回紹介する『ブリングリング』に挿入歌として用いられている「オール・オブ・ザ・ライツ」も高く評価されており、第54回グラミー賞では最優秀ラップ楽曲賞を受賞しています。『ブリングリング』はセレブの豪邸に侵入して窃盗を繰り返す男女の青春ドラマとなっており、エマ・ワトソンやパリス・ヒルトンなど豪華俳優陣も出演しています。 主人公たちがコカインの入った車を盗んだのち、コカインを接種しながら運転をし、爆音で音楽をかけているその曲に「オール・オブ・ザ・ライツ」が使用されています。主人公たちは文字通りぶっ飛びながらノリノリで「オール・オブ・ザ・ライツ」を口ずさんでいますが、私も「オール・オブ・ザ・ライツ」を聞くときは、脳内では彼らと同じくらいノリノリで聞いています。

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