
《 吉沢亮 》の圧倒的な透明感 × 怪物級の演技力。
スクリーンに現れた瞬間、空気が変わる。《 吉沢亮 》さんの演技には、そんな言葉では足りないほどの引力があります。透き通るような佇まいの奥に、これほどまでに複雑な感情が宿っているのかと、作品を重ねるたびに驚かされます。純粋さと狂気、静けさと激情――相反するものを同じ瞳の中に共存させる表現力は、吉沢さんにしか持ち得ないものではないでしょうか。今回は、《 吉沢亮 》さんが全身全霊で役と向き合った厳選作品をご紹介させていただきます。
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- 作成日時:
- 2026/06/02 20:33
- 更新日時:
- 2026/06/03 18:07
国宝
第49回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ、主要映画賞を総なめにした吉沢亮さんの集大成ともいえる一作。任侠の息子として生まれながら、歌舞伎の女形として頂点を極めていく立花喜久雄を、少年期から晩年まで約50年にわたって演じきっています。約1年半にもわたる歌舞伎の稽古に打ち込んだ吉沢さんは、「稽古を重ねるほど、自分の未熟さが際限なく見えてくる」と語っており、その果てしない探究心がそのまま喜久雄の苦悩として画面に滲み出ています。クライマックスの舞台『鷺娘』は、その言葉の重みを体現した、息を呑むような仕上がりでした。
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国宝の★評価を入力するキングダム
第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した本作で、吉沢亮さんは冷酷な王・嬴政と、その影武者・漂という一人二役を演じています。真逆の人間を同じ俳優が体現するという難役を、吉沢さんは声の質から立ち居振る舞いまで完全に切り替え、どちらの役にも揺るぎない存在感を与えました。孤独の中で王の覚悟を纏っていく嬴政の静謐な気配と、影武者として生きる漂の悲哀――その対比が、吉沢さんの演技の振り幅を鮮烈に刻みつけた瞬間でした。
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キングダムの★評価を入力するぼくが生きてる、ふたつの世界
耳の聴こえない両親のもとで育ったCODAの青年・大を吉沢亮さんが演じた本作は、第34回日本映画批評家大賞主演男優賞に輝いた作品です。愛されている実感と、その重さの間で揺れ続ける心情を、吉沢さんは泣いたり叫んだりするのではなく、ふとした間や視線の落とし方に封じ込めています。何かを伝えようとして、でも言葉にならない――そのもどかしさが画面の外まで伝わってきて、見終えた後もしばらく気持ちの置き所が見つかりませんでした。
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ぼくが生きてる、ふたつの世界の★評価を入力するリバーズ・エッジ
第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した、吉沢亮さんの演技者としての出発点ともいえる作品。90年代の息が詰まるような空気を纏った青春群像劇の中で、虚無を抱えながら生きる少年・山田一郎を演じています。生に対する倦怠と、それでも何かに縋りたい渇望を、声を荒げることなく、ただそこに「ある」かのように体現する佇まいは圧巻でした。この時点で既に、吉沢さんが並みの俳優ではないと確信させられた一作です。
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リバーズ・エッジの★評価を入力する東京リベンジャーズ
東京卍會のトップに君臨するカリスマ的存在・佐野万次郎(マイキー)を吉沢亮さんが演じています。仲間への絶対的な信頼と、その裏に静かに侵食していく孤独と影。一見すると何も動じないように見えるマイキーの奥底に潜む危うさを、吉沢さんはセリフではなく、立ち姿と目の奥だけで語りきりました。映し出されるだけで場の温度が変わる、そんな存在感を持つ役者なのだと改めて実感した一作です。
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東京リベンジャーズの★評価を入力するAWAKE
将棋の世界を舞台に、プロへの道を断念した青年・清田英一がコンピューター将棋の開発に没頭していく姿を吉沢亮さんが演じています。感情を外に放つのではなく、じっと内側に溜め込んでいくような演技が、この作品の静かな緊張感を生み出しています。悔しさも、孤独も、諦めきれない執念も、すべてを呑み込んだまま前を向く清田の姿に、吉沢さんという俳優の底知れない奥行きを感じました。
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AWAKEの★評価を入力する銀魂2 掟は破るためにこそある
実写化のたびにファンの目が厳しく向けられる沖田総悟を、吉沢亮さんは見事に自分のものにしてみせました。飄々としていながら、瞬時に刃のように研ぎ澄まされる眼差し。コメディパートの力の抜け具合も、緊迫したシーンでの凄みも、どちらも嘘がなく、キャラクターとして地に足がついています。「再現」ではなく「体現」という言葉がふさわしい、吉沢さんの確かな存在感を堪能できる作品です。
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銀魂2 掟は破るためにこそあるの★評価を入力する青くて痛くて脆い
純粋な動機がいつの間にか歪んでいく青年・田端楓を演じた本作は、吉沢亮さんのダークな表現力が際立つ一作です。自分が正しいと信じて疑わなかった行動が、気づけば誰かを深く傷つけていた――その痛みと向き合う過程を、吉沢さんは美化することなく、ひたすら誠実に描き出しています。見ていて居心地が悪くなる瞬間すら作り出せるのが、吉沢さんという俳優の凄みだと感じました。
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青くて痛くて脆いの★評価を入力するファミリア
役所広司さん演じる父と、吉沢亮さん演じる息子・神谷学の関係を軸に、言葉も文化も異なる人々の間に生まれる繋がりを描いた作品です。離れていた時間の分だけ積み上がった父への複雑な感情を、吉沢さんは決して一色に染めることなく、その濃淡ごと丁寧に演じています。交わしきれない言葉の隙間に漂う温もりと痛みを、吉沢さんの演技がそっと受け止めていました。
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