
ジメジメを忘れて世界に浸る、梅雨にこそ観たい名作アニメ3選
雨の日が増えてジメジメしてきたり、そうかと思ったら日差しが強くなる日もあったりと、環境の変化にちょっぴり心や体が疲れやすくなる時期になりましたね。「外に出るのが億劫だな…」と感じる日にこそおすすめしたいのが、エアコンの効いた家でじっくりと作品の世界に浸るアニメ鑑賞。 今回は、数ある作品の中から特に「雨や水の描写が美しい作品」や「心がじんわりと解きほぐされる名作」を厳選しました。アニメが憂鬱な天気を豊かな時間に変えてくれる、そんな作品をご紹介します♪ アニメイトタイムズ編集部:コーヒー
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- 作成日時:
- 2026/06/04 17:01
言の葉の庭
『君の名は。』や『すずめの戸締まり』で知られる新海誠監督が手掛けた、万葉集の一篇をモチーフにした劇場アニメーション。靴職人を目指す高校生のタカオと、心に傷を負って味覚障害を抱えたユキノが、雨の日の日本庭園で出会うことから物語がはじまります。 本作の3人目の主役とも言えるのが「雨」の存在。屋根に降り注ぐ雨粒、水面に広がる波紋、新緑のみずみずしい緑など、緻密に計算された背景美は圧巻の一言。雨音や雷鳴といった環境音の心地よさも相まって、観ているだけで心地よい雨の匂いが感じられるような錯覚を覚えます。 孤独を抱えた二人の心が雨を通じて静かに通じ合っていく様を描いた、珠玉の映像文学です。 余談ですが、筆者は本作の日本庭園のモデルとなった新宿御苑「東屋」に学生時代よく足を運びました。新宿という大都会の中心でありながら、ここだけは時間の流れがゆったりとしており、とても落ち着ける場所で非常にオススメです。
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言の葉の庭の★評価を入力する恋は雨上がりのように
眉月じゅん先生の同名漫画を原作に、WIT STUDIOが2018年にアニメ化した青春ラブストーリーです。怪我により陸上の夢を絶たれてしまった女子高生の橘あきら(17歳)と、彼女がバイトをするファミレスの冴えない店長の近藤正己(45歳)。2人の世代を超えた交流が描かれます。 タイトルに「雨上がり」とあるように、作中では雨があきらの「行き場のない感情」や「もどかしさ」を象徴する重要な演出として使われています。どこかノスタルジックなタッチで描かれる街並みや、恋に揺れるあきらの真っ直ぐな瞳の作画が素晴らしく、観る者の胸を爽やかにキュッと締め付けます。 単なる恋愛ものに留まらず、挫折を経験した二人が再び前を向いて歩き出すまでの「人生の雨宿り」を描いた名作です。
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恋は雨上がりのようにの★評価を入力する夏目友人帳
緑川ゆき先生のロングセラー漫画を原作とし、2008年から数多くのシリーズが制作されている心温まるあやかし奇譚。妖怪が見える孤独な少年である夏目貴志(なつめたかし)が、祖母レイコの遺品である「友人帳」を継いだことをきっかけに、自称用心棒のニャンコ先生と共に、名を縛られた妖たちに名前を返していく日常が描かれます。 緑豊かな田舎町を舞台にした本作は、どこか懐かしく涼しげな空気感が画面全体から漂っています。妖たちとの出会いと別れを通じて描かれるのは、人間の温かさや、すれ違う心の切なさ。1話完結型の小気味よいテンポ感と、神谷浩史さん演じる貴志の穏やかな語り口調は、季節の変わり目でちょっぴり疲れた心と体を優しくリフレッシュさせてくれます。 筆者は夏目の相棒であるニャンコ先生のコミカルな挙動と、時折見せる強力な妖「斑(まだら)」としての頼もしさのギャップが大好きです。どこを切り取ってもほのぼのとした世界が広がる本作は、たとえ外がジメジメとした天気でも、穏やかな癒しの時間に変えてくれる魔法のような作品です。
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