• Rakuten PLAY

ウィル・スミスとマーティン・ローレンスをスターダムに押し上げた「バッドボーイズ」シリーズの見どころを検証!

ウィル・スミスとマーティン・ローレンスをスターダムに押し上げた「バッドボーイズ」シリーズの見どころを検証!

2024年8月29日にRエンタメディアで公開された記事の転載です。 【元記事】 https://news.tv.rakuten.co.jp/2024/08/k-badboys.html ---------------- ウィル・スミスとマーティン・ローレンスのW主演によるバディ・アクション・ムービー『バッドボーイズ RIDE OR DIE』がRakuten TVで配信中だ。主演の2人をスターダムに押し上げた人気シリーズの第4弾は、銃撃戦やカーチェイスなどのアクションもこれまでを凌駕するものになっている。これまでの作品を振り返りつつ、最新作の見どころを検証していきたいと思う。 (文・田中隆信)

  • たくさんの「いいね」ありがとう!

    267

  • 作成日時:
    2025/02/28 13:05

バッドボーイズ

制作年: 
1995年
バッドボーイズ

シリーズ第1弾『バッドボーイズ』の公開は1995年。主人公はマイアミ市警の刑事、マイク・ラーリー(ウィル・スミス)とマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)。2人は高校時代からの友人だが、生まれ育ってきた環境や性格は正反対。マイクは親からの莫大な遺産を受け継ぎ、高級スポーツカーを乗り回し、派手な生活を送る独身貴族のプレーボーイ。一方、マーカスはローンで購入した家に住み、家族を大切にし、争いごとを好まない男。車をぶっ飛ばしたり、すぐに発砲したりするマイクの行動にいつもヒヤヒヤしっぱなし。第1作は、マイアミ市警に保管されていた1億ドル相当の押収ヘロインが消えるという事件が発生。内部調査班が動き出し、麻薬特捜班の2人は72時間以内に消えたヘロインの発見と犯人を捕まえることを命じられる。コメディー要素も満載で、テンポ感も良く、アクションシーンも痛快。ラッパーとして活躍していたが、まだ俳優としてのキャリアは浅かったスミス。スパイク・リーの『ドゥ・ザ・ライト・シング』で俳優デビュー後、いくつかの作品に出演していたが、大きなヒットには巡り合っていなかったローレンス。まさに2人の個性が化学反応を起こし、全米で公開されると興行収入第1位を記録し、7週連続で10位以内にランクインする大ヒットとなった。

バッドボーイズの詳細を見る

バッドボーイズ2バッド

制作年: 
2003年
バッドボーイズ2バッド

続編『バッドボーイズ2バッド』の公開は2003年。前作からの8年の間に、スミスは『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』『エネミー・オブ・アメリカ』『ワイルド・ワイルド・ウエスト』『バガー・ヴァンスの伝説』『ALI アリ』『メン・イン・ブラック2』といったヒット作に出演し、ローレンスも『ナッシング・トゥ・ルーズ』『バッドフェロー』『LIFE エディ&マーティンの逃走人生』『ブルー・ストリーク』『ビッグママ・ハウス』といった作品に出演し、ステータスを確立していた。そんな2人が再集結した第2弾は、アクションは前作以上にド派手なものになり、マーカスはマイクとのコンビを解消しようと転属願いを出していたり、マイクはマーカスの妹と付き合い始めたが言い出せなくて、何かぎこちない関係になっていたりしつつ、家族、友情、人間ドラマがより濃く描かれているのが特徴的。前作を遥かに上回る製作予算が投じられた。

バッドボーイズ2バッドの詳細を見る

バッドボーイズ フォー・ライフ

制作年: 
2019年
バッドボーイズ フォー・ライフ

第3作『バッドボーイズ フォー・ライフ』は前作から17年後の2020年公開。マーカスは孫が誕生しておじいちゃんになり、引退しようと決意。そんなマーカスを引き留めようとするマイクだったが、黒ずくめの男に撃たれてしまう。マーカスは隠居生活を始め、マイクは自分を撃った犯人を捕まえようと動き始める。捜査はなかなか進展しない中、2人の上司・ハワード警部が撃たれたことでバッドボーイズが再集結。年齢的には“ボーイズ”ではないが、やはりこの2人がいれば最強。第1作と第2作の興行収入4億ドルを、この作品だけで超える大ヒットを記録した。

バッドボーイズ フォー・ライフの詳細を見る

バッドボーイズ RIDE OR DIE

制作年: 
2024年
バッドボーイズ RIDE OR DIE

そして最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』。独身貴族でプレーボーイのマイクがついに結婚!そんなめでたいパーティーの場で、マーカスが倒れてしまう。無事、意識を取り戻したマーカスだったが、昏睡状態の中でハワード警部から「まだお前の番じゃない」と言われた言葉を信じ、自分は不死身、最強だと思い込んでいるようだ。これまでの消極的なマーカスとは“キャラ変”したかのように別人のようになっていた。そんな2人の今回のミッションは、ハワード警部が麻薬カルテルと関係があったという汚職嫌疑を晴らすこと。マイアミ市警の内部に黒幕がいるかもしれないということで、信用できる最小人数だけでミッションを遂行しようとするが、マーカスやマイクの家族にまで危険が迫る…。 俺らは生きるも一緒、死ぬも一緒、一生バッドボーイズだ。この言葉が2人の絆を深め、関係性を強靭なものにしている。性格が違っていても、関係性が微妙な時があっても、マイクとマーカスは生涯のパートナー。お互いを尊重し合い、共に成長してきた。彼らのコンビネーションは、一朝一夕で築かれたものではなく、30年近くの年月が作り上げてきたものだということを改めて感じさせてくれる。最新作の配信を機に、“バッドボーイズ”の軌跡もぜひ振り返ってみてもらいたい。

バッドボーイズ RIDE OR DIEの詳細を見る
この記事がよかったら「いいね」

たくさんの「いいね」ありがとう!

267

あなたが見た作品の記事を書いてみませんか?
友達やSNSにシェアしよう!

(c) 1995 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC.ALL RIGHTS RESERVED.(C)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC. ALL RIGHTS RESERVED.(C) 2020 Columbia Pictures Industries, Inc. and 2.0 Entertainment Borrower, LLC. All Rights Reserved.(C)2024 Columbia Pictures Industries, Inc. and TSG Entertainment II LLC. All Rights Reserved.

  • 各作品の感想は個人の意見です。
  • 各作品はページ掲載が終了している可能性もございます。
  • 感想の内容が利用規約に抵触する場合は、削除される可能性もございます。
この記事を報告する