
お願いだから“なんも調べないで”観てほしい映画
インターネットやSNSにレビューが溢れている現代、作品の性質によっては検索すること自体がリスクであるとも言えます。 中には“チラ見”しただけで鑑賞体験を大きく損なってしまうような情報も……。 そこで今回は、あまり前情報を入れずに観ていただきたい作品をピックアップしてみました。 「この記事自体が地雷原なんじゃないのか!?」とご不安な諸兄姉らもいらっしゃると思いますが、鑑賞体験の喪失にならないよう最低限の情報にとどめましたので安心してトラストミー。
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- 作成日時:
- 2025/02/28 15:11
シャッターアイランド
- 制作年:
- 2010年

四方を海に囲まれた孤島、シャッターアイランド。 そこには、精神を病んだ犯罪者だけを収容する病院がある。 ある日、一人の女性患者が突如として姿を消し、連邦保安官である主人公が相棒とともに事件の調査に乗り出すが……。 巨匠マーティン・スコセッシ監督が手がけたサイコ・スリラー。 物語に張り巡らされた膨大かつ緻密な伏線は、観る者を二度、三度と「シャッターアイランド」へと引き戻します。 ロケーション、役者、演出、音楽など、映像作品としての総合的な強さも魅力的な大作です。
アイデンティティー
- 制作年:
- 2003年

激しい嵐の夜、とあるモーテルに集まった11人の男女。 彼らは何者かによって次々と殺害されていく。 一方、ある場所では死刑を控えた連続殺人犯の再審理が行われているのだが……。 閉ざされた空間(クローズド・サークル)と、連続殺人犯の再審理。 この二つの物語が絡み合い、やがて予想もつかない展開へと突き進んでいくホラー・サスペンス。 反則的とも言える展開に脳汁の分泌が促進されること間違いなしです。 この結末は、きっと誰かとシェアしたくなるはず。
手紙は憶えている
- 制作年:
- 2015年

70年前、家族を殺したナチスを探せ。 容疑者は4人。 手掛かりは1通の手紙のみ。 この完璧すぎるキャッチコピーに興味を惹かれた方は多いかもしれません。 認知症を患う老人が、友人から託された手紙を頼りに、ある人物を探す旅に出るというあらすじのサスペンスです。 是非とも最低限の情報だけで、今作の衝撃を味わってほしい。
トゥルーマン・ショー
- 制作年:
- 1998年

保険会社に勤める“普通”の男性トゥルーマン。 彼は何の変哲もない、平凡な日常を送っている。 しかし、ある日を境に、彼の周囲で奇妙な出来事が次々と起こり始める……。 もはや紹介不要の名作ですが、もしあなたがこの映画を“何も知らず”に観ることのできる幸運な人なら、今からでも観てほしい。 小さな違和感の積み重ねが、やがてある衝撃の真実へと繋がっていきます。 娯楽性と社会的メッセージが見事に融合した、時代を超えて輝く傑作です。
ユージュアル・サスペクツ
- 制作年:
- 1995年

正体不明の伝説の男、カイザー・ソゼ。 彼を首謀者として企てられた銃器強奪計画へと巻き込まれた5人の前科者たち。 彼らはソゼの指示に従い、作戦を遂行していくが……。 映画史に残る衝撃的な結末で知られるサスペンス映画の金字塔。 高くなったハードルを容易に飛び越えていく巧妙な脚本にひれ伏すかと。 謎の男、カイザー・ソゼとは一体何者なのか? あなた自身の目で、最後の瞬間まで見届けてほしい。