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“人と違う”は才能かもしれない──『ドクター・ドリトル』の優しいメッセージ

“人と違う”は才能かもしれない──『ドクター・ドリトル』の優しいメッセージ

『ドクター・ドリトル』は、子どもと一緒に観た思い出も含めて大好きな作品だ。小学校3年生の息子がむちゃくちゃ楽しそうに観ていたので、それだけでもう満点である。 やっぱり動物好きにはたまらない。ペットを飼っている人なら一度は考えたことがあるはず。「もし話ができたら?」と。しかも今作では、動物たちの方からどんどん集まってくる。相談しに来る。文句を言いに来る。もう夢のような世界だ。 しかしこの映画がおもしろいのは、そんな夢の能力を持っていても周囲からは変人扱いされてしまうところだ。動物と会話している姿なんて、他人から見たら完全におかしい。挙句の果てには病院へ入れられそうになる。現実的に考えれば当然なのだが、その描写が妙に説得力があっておもしろい。 そしてそこから娘とのドラマへつながっていく流れが実に上手い。人と違うことは悪いことじゃない。むしろ自分にしかできないことかもしれない。そのメッセージが自然に伝わってくる。娘とのやり取りの場面は何度観てもグッとくるし、毎回ちょっと泣いてしまう。 また主人公が変わっていく過程も良い。最初は仕事やお金を優先していたのに、自分の能力で動物たちを助けられることに気付く。そして「できるのだからやる」という方向へ進んでいく。その変化が押し付けがましくなく、ちゃんと物語の流れの中で描かれている。 もちろんファミリー向け映画だし、子どもでもわかるような作りになっている。でも決して子ども騙しではない。笑える場面も多いし、動物たちも可愛いし、家族の物語としてもしっかり成立している。 観終わったあとに優しい気持ちになれる映画って、意外と少ない。本作はまさにそんな一本だと思う。動物が好きな人、子どもと映画を観たい人、そして少し疲れている人にもおすすめしたい。ハートフルで温かくて、「人と違うこと」を肯定してくれる、とても素敵な映画である。

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  • 作成日時
    2026/06/15 23:00

ドクター・ドリトル

総合評価:3.2制作年:1998年制作国:アメリカ再生時間:-
配信中:
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ドクター・ドリトル

子どもと一緒に見た。小3の子がむちゃくちゃ楽しんで見ていたので、もう満点しかないだろう。ペットを飼っていたり動物好きにとっては夢のようなお話。彼らと話せるなんて羨ましい! 動物たちも喜んで集まってくるのがおもしろい。しかし、実際そんなことができると周りからオカシナ目で見られてしまうのが興味深い。しかも病院に入れられてしまうくらいに。でもここから娘との言葉へとつながっていき、人と違うことは悪いことではないと感動する展開に。ココのシーンでいつも泣いちゃうんだー! またその能力で動物を救うのだが、理由は「それができるのだから」という点。お金お金していた主人公が生きがい・やりがいとして受け入れる。このあたりの話の見せ方も導入からフリがきいている。ファミリー向けと侮るなかれ、ちゃんと作られているハートフルでとっても良い映画だ。

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