
中国ファンタジー×推理×カンフーが楽しめる「王朝の陰謀」シリーズ
「王朝の陰謀」シリーズは、中国ファンタジー、推理ドラマ、カンフーが一度に楽しめる、欲張りセットの人気作品だ。 いくつもの作品が作られているが、私が見た3作品では主役の「ディー」を演じる俳優がそれぞれ違っており、最初はそのせいで誰が主役がわからず少し混乱した。あなたのお気に入りの「ディー」を見つけてみては? 3作品とも定額見放題の「アジア映画見放題チャンネル」(月額880円)に加入すれば視聴可能。 Rakuten TVなら月々のお支払いで楽天ポイントが貯まる&使えるのでお得! 編集担当:お試し係B
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- 作成日時:
- 2025/03/10 11:18
王朝の陰謀 武則天殺人事件
- 制作年:
- 2019年

金色の龍が現れたり、幻術で本人そっくりに化けられたりと、シリーズの中でも特にファンタジー色が強い作品。武則天の側近たちが次々と殺害・失脚していく中、謎めいた陰謀の首謀者を推理していく。トンデモ設定もあるが、現場の痕跡や死体の状態から犯人を絞り込むミステリー要素はしっかりしており、テンポの良いカンフーアクションも加わって見ごたえ抜群。ちなみに、この作品の「ディー」が私の一番のお気に入り。
王朝の陰謀 恐怖の人体実験と黒死病
- 制作年:
- 2020年

感染病が蔓延する都市が封鎖され、食料も水もない中で市民は見捨てられたような状況に追い込まれる。病気の解決策を探すディーは、死刑囚の力を借りてネズミの巣窟へと向かうという物語。 コロナ禍を経験した今では、全部がフィクションとは言えないほど現実味をところどころに感じる。中国らしい、不老不死の薬というファンタジー要素がありながら、リアルさも感じてしまう不思議な感覚をおぼえた。
王朝の陰謀 謎の壁画と舞姫殺人事件
- 制作年:
- 2020年

事件が解決したと思ったら、展開が二転三転して、3作品の中では一番ストーリーが面白かった。 復讐、恋愛、裏切り、自己顕示欲、出世欲などなど。人間の様々な感情が複雑に絡み合い、暴力でしか解決策を見いだせないという決心をそれぞれが抱いてしまったのが悲しい。 今作のカンフーアクションは剣を使うことが多く、日本のチャンバラとは違う剣戟(けんげき)の美しさを味わえるのも魅力だ。