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映画『Michael』大ヒットの今こそ。本物の魂を刻んだ『THIS IS IT』。

映画『Michael』大ヒットの今こそ。本物の魂を刻んだ『THIS IS IT』。

「It's all for love. L-O-V-E.」 2026年6月、伝記映画『Michael/マイケル』が国内興収10億円、世界興収9億ドル突破という歴史的な大ヒットを記録しています。主演ジャファー・ジャクソンの「憑依」とも言える熱演に涙した多くの観客が、今、一つの「真実」へと辿り着いています。それが、マイケル・ジャクソン本人が遺した最後の記録、映画『Michael Jackson's This Is It』です。 最新作で描かれた波乱の人生を知った今だからこそ、このリハーサル映像に刻まれたマイケルの「プロフェッショナルとしての矜持」が、より一層の輝きを放ちます。今回は、音楽ドキュメンタリーの金字塔をがっつり深掘り考察します。 ―――――――――― ◆『THIS IS IT』の深淵を読み解く3つの決定的視点 1.『完璧主義の裏側:監督としてのマイケル』 【考察:一音のズレも許さない。世界一のステージを創る「職人」の眼差し】 本作は、ロンドンで開催予定だった幻の公演『THIS IS IT』のリハーサルを記録したものです。そこにあるのは、スターとしてのマイケルではなく、ステージのすべてを統括する「演出家」としての姿です。 ※ネタバレあり:バンドメンバーに対し「もっとタメて」「ここは月光のような音で」と細かく指示を出すマイケル。彼は自分の楽曲のすべての音を完璧に把握しており、一音の狂いも逃しません。しかし、その指示は常に穏やかで「愛のために(It's all for love)」という言葉が添えられます。最新作『Michael』で描かれた、父ジョセフによる厳しい教育の果てに、彼が辿り着いた「愛による完璧主義」の結実がここにあります。 2.『ジャファー・ジャクソンが追いかけた「本物の動き」』 【考察:伝記映画との比較。最新作がいかに「真実」であったかの証明】 最新作『Michael』でジャファー・ジャクソンが見せたダンスや仕草は、世界中のファンを驚かせました。そして本作を改めて観ると、その再現度の高さに戦慄します。 ※ネタバレあり:『Billie Jean』のソロダンスや『Smooth Criminal』のフォーメーション。本作で見せるマイケルの動きは、50歳(当時)とは思えないほど鋭く、かつ重力を感じさせません。最新作を観た後に本作を観ると、ジャファーがいかに細部までマイケルの魂を研究し尽くしたかが分かります。本作は、最新作という「物語」を補完する、最高にして唯一の「正解」なのです。 3.『「遺作」としての意味と、未完成の美学』 【考察:2009年6月25日。止まった時間の中で永遠になったステージ】 本作は、マイケルの急逝によって「リハーサル映像」から「映画」へと姿を変えました。本来、完璧主義者の彼なら決して公開を許さなかったであろう「未完成」の映像が、結果として彼の人間性を最も色濃く伝えることになりました。 ※ネタバレあり:私服でステージに立ち、魂を込めて歌うマイケルの姿は、皮肉にも彼が最も望んでいた「平和」と「癒やし」のメッセージをストレートに伝えています。最新作の応援上映(6月25日開催)が、彼の命日に合わせて行われる意味。それは、彼が遺した「未完成の夢」を、今度は私たちが劇場で受け取り、完成させるという儀式なのです。 ―――――――――― ◆テーマ:THIS IS ITが描く「エンターテインメントの救済」 本作に共通するのは、マイケルが最後まで信じ続けた「音楽の力で世界を癒やす」という信念です。最新作『Michael』で描かれた孤独や葛藤。それらすべてを背負いながら、ステージの上でだけは自由になれた彼。その「最後の自由な時間」が、ここには封じ込められています。 ケニー・オルテガ監督が「彼は最後まで最高だった」と語る通り、本作は悲劇の記録ではなく、一人の天才が人生の最後に到達した「至高のエンターテインメント」への讃歌です。 ◆視聴ポイント マイケルの「声」に注目してください。リハーサルゆえに喉を温存しながら歌っていますが、それでも漏れ出る圧倒的な歌唱力とリズム感。そして、ダンサーたちを見つめる慈愛に満ちた眼差し。最新作を観る前、あるいは観た後に本作を鑑賞して、本物のキング・オブ・ポップが遺した「最後の魔法」を解き明かしてみてください。 ――――――――――

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  • 作成日時
    2026/06/18 17:29
    更新日時
    2026/06/18 17:33

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

総合評価:3.2制作年:2009年制作国:アメリカ再生時間:1時間51分
配信中:
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2009年、ロンドンで開催されるはずだった復活公演「THIS IS IT」。その開幕を目前に急逝した「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンの、最後の姿を捉えた奇跡のドキュメンタリーです。本作は、膨大な時間のリハーサル映像を編集したものでありながら、単なる舞台裏の記録を超え、一人の天才が完成を目指した「究極のステージ」の全貌を鮮やかに描き出します。 スクリーンに映し出されるのは、50歳を超えてなお衰えることのない、しなやかで鋭いダンスと、透き通るような歌声です。細部にまで妥協を許さないマイケルの完璧主義と、共演するダンサーやミュージシャンたちへの深い敬意。演出家ケニー・オルテガと共に、最新技術を駆使して作り上げようとした演出の数々は、もし実現していればエンターテインメントの歴史を塗り替えていたであろう圧倒的なスケールを誇ります。 しかし、何より観る者の心を打つのは、マイケルが音楽を通じて世界に届けようとした「愛」と、地球環境への切実なメッセージです。リハーサルという極限の集中とリラックスが同居する空間だからこそ垣間見える、彼の素顔と情熱。 彼が最後に命を懸けて伝えようとしたものは何だったのか。伝説の幕が下りる直前の、眩いばかりの輝きをその目で見届けてください。これは映画という枠を超えた、魂のラスト・パフォーマンスです。

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出典
*1 Rakuten TV (https://tv.rakuten.co.jp/content/124379/) 取得日:2026/1/26

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