
【洋画】テレビ局を舞台にしたラブコメ&スリラー作品
テレビ局を舞台にしたドラマ・映画というジャンルがある。 近年話題になった作品でも関西テレビ『エルピス ー希望、あるいは災いー』、HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』、TBS『不適切にもほどがある!』もTV局の裏側を描いていた。筆者の学生時代では『ザ・ワイドショー』『美女か野獣』『女子アナ。』などなど、放送局で働く面々を主軸に据えたドラマ作品は定期的に制作されている。 海外の映画やドラマでも度々制作されており、ニュース番組制作現場をリアリティとスピード感あふれるセリフの応酬で描いた『ニュースルーム』(原題:The Newsroom)や『ザ・モーニングショー』(原題: The Morning Show)はエミー賞やゴールデングローブ賞のメイン部門を獲得することも多いほどの話題作となっている。 媒体を問わず放送・配信される番組の裏側を、既に視聴者がある程度イメージがつくようになった昨今。同じような舞台設定でもジャンルは多岐にわたるのが面白いところ。今回はテレビ局を舞台にしたコメディ・ラブコメ・スリラーなど異なるジャンルの映画3本をご紹介したい。 ■おすすめしている作品 ①サタデー・ナイト/NYからライブ! ②恋とニュースのつくり方 ③マネーモンスター 編集担当:Koji
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- 作成日時:
- 2025/03/14 05:33
サタデー・ナイト/NYからライブ!
- 制作年:
- 2024年

アメリカで50年続く偉大な番組『サタデー・ナイト・ライブ』。毎回ホストを迎え、世評やニュースを反映したコント……いや"スケッチ"で土曜の深夜を彩る番組である。(Huluで視聴できます!) ホストにはハリウッド俳優もズラリ、ライアン・ゴズリング、アリアナ・グランデ、エマ・ストーン、ティモシー・シャラメなどなど有名どころが多くキャスティングされている。 また過去のレギュラー出演陣には、ダン・エイクロイド、ジョン・ベルーシ、ビル・マーレイ、エディ・マーフィ、アダム・サンドラー、ウィル・フェレル、ティナ・フェイと、この番組から巣立ち、自身のトーク番組や映画俳優になった面々も多数いた。 そんな才能溢れる出演者を率いたのが、番組プロデューサーのローン・マイケルズ。本作は彼とオリジナルキャストたちがどうやって『サタデー・ナイト・ライブ』第1回目の放送を迎えたか?が、刻一刻と描かれる。 どんなに無茶なことでも笑いにするコメディアンたち、まだ観たことが無い番組を作ることにひたむきなプロデューサー。 猥雑でカオスな90分間の先に、果たしてテレビの「革命」は起きるのか!?伝説の一夜を描き切る。 監督:ジェイソン・ライトマン(『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』)
恋とニュースのつくり方
- 制作年:
- 2010年

ローカル局の若手テレビプロデューサーのベッキー(レイチェル・マクアダムス)が、かつては看板コンテンツだった朝の情報番組「デイブレイク」を立て直すために抜擢されるところから物語はスタート。彼女は伝説的なニュースキャスターのマイク(ハリソン・フォード)を起用するも、癖の強い頑固オヤジ化したマイクは番組に不満を抱き、共演者であるコリーン(ダイアン・キートン)とも衝突。仕事と恋愛の間で揺れ動くベッキーが、多くのスタッフと力を合わせ番組を成功に導くために奮闘する!ザ・ラブコメな映画であり、多幸感あふれる1作。 監督:ロジャー・ミッチェル(『ノッティングヒルの恋人』『チェンジング・レーン』『私が愛した大統領』)
マネーモンスター
- 制作年:
- 2016年

金融情報番組の人気司会者リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は歯に衣着せぬ物言いと力強いキャラクターが人気だったが、ある日、生放送中に武装した男カイル(ジャック・オコンネル)が番組に侵入。ゲイツが人質に取られ、番組も乗っ取られてしまう。カイルは、リーが推奨した株が暴落し全財産を失ったことに怒り、真相を追及するよう要求。かたや番組プロデューサーのパティ(ジュリア・ロバーツ)は、放送を継続しながらこの危機を収拾しようと奮闘する。 命にかかわる心理戦が繰り広げられるスリラー映画の側面と、金融業界の闇と企業の不正を暴く社会派のテーマも兼ね備えたエンターテインメント作品です。 監督:ジョディ・フォスター(『羊たちの沈黙』『コンタクト』で有名な大女優ジョディ・フォスターが本作を監督!)