
『ミッドナイトタクシー』第3週 シソンヌ・じろうと池田鉄洋が魅せる切ない人生模様
たくさんの「いいね」ありがとう!
247
- 作成日時:
- 2026/06/19 09:20
ミッドナイトタクシー
怪しげな水を売るセールスマン・亀村(じろう)と、社長・大竹(池田鉄洋)が中心となった第3週。 人生における「変わること」と「変わらないこと」。その両方の切なさと愛おしさが、静かに描かれていた。 亀村のエピソードでは、タクシーの車内で主人公・象子(古川琴音)に水を売り込もうとするセールストークと、それに淡々と質問する象子とのやり取りが絶妙だった。どこか低温のコントのような空気感が心地よい。 特に印象に残ったのが、亀村のこんなセリフ。 「高い焼き肉屋って服ににおいがつかない。幸せって、そんな焼き肉屋に行きたい時に行けることじゃないですか」 正確な台詞ではないが、そのニュアンスが妙に胸に残る。大げさではなく、手の届きそうな幸福を語るところに、このドラマらしい味わいがあった。 後半の大竹と同級生・双葉(奥貫薫)のエピソードも良かった。 往年のトレンディドラマを思わせるように双葉が「キスしよう」と口にする一方で、大竹は最後まで間が悪く、どこか気が利かない。(あのくしゃみ、名人芸じゃないかな) あの場面は池田鉄洋の持ち味が存分に生きていて、思わず見入ってしまった。 人生はなかなか思い通りにはいかない。それでも、ふと訪れる大切な一瞬がある。この第3週は、そんなかけがえのない瞬間を丁寧にすくい取った物語だったように思う。
あなたも作品の評価を入力してみませんか?
ミッドナイトタクシーの★評価を入力する



