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松坂桃李が魅せた官僚の葛藤『新聞記者』正義だけでは進めない冷酷な現実に震える

松坂桃李が魅せた官僚の葛藤『新聞記者』正義だけでは進めない冷酷な現実に震える

喉の奥に何かが引っかかったまま、エンドロールを見つめてしまいました。 『新聞記者』は、ただの社会派サスペンスではなく、「知ってしまった人間はどう生きるのか」を激しく突きつける作品です。 まず心を掴まれるのは、シム・ウンギョン演じる吉岡エリカの孤独です。誰も踏み込まない場所へ一人で踏み込み、空気を読まずに問い続ける。その姿は痛々しいほど真っ直ぐで、見ているこちらまで息が苦しくなります。正しいことを貫く難しさが、観る者の胸に静かに刺さります。 一方で、松坂桃李さんが演じる内閣情報調査室の官僚・杉原拓海も忘れられません。組織の中で働き、国のためという名目のもとで情報操作に加担しながらも、自らの倫理観との間で疑問を抱き続ける姿は、善悪では割り切れない現実そのものです。彼の迷いや葛藤、そしてあの震えるような眼差しが、この物語に重たいリアリティを与えています。 そして何より、この作品は答えを簡単に示しません。真実は明らかになったのか。本当に守るべきものは何だったのか。あの交差点で向かい合った二人の表情が意味するものは、人によってまったく違って見えるはずです。 情報があふれる時代だからこそ、『新聞記者』の評価や感想が今も語られ続ける理由が分かります。見どころは派手な展開ではなく、沈黙の中に潜む緊張感。

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  • 作成日時
    2026/06/19 21:39

映画「新聞記者」

総合評価:2.9制作年:2019年制作国:日本再生時間:1時間53分
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『新聞記者』は、大学新設計画を巡る疑惑を追う若手新聞記者・吉岡エリカと、政府組織に所属する官僚・杉原拓海の視点から描かれる社会派サスペンスです。立場の異なる二人は、ある人物の死をきっかけに巨大な権力構造へ迫いきます。真実を伝える責任と組織の論理が激しくぶつかる中、それぞれが下す決断とは何か。見終えた後も考察が止まらない話題作です。

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出典
*1 Rakuten TV (https://tv.rakuten.co.jp/content/315644/) 取得日:2025/12/18

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