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怪演すぎて何度でもみたい映画3選

怪演すぎて何度でもみたい映画3選

松田実桜です。 映画を観る時、私はつい俳優さんのお芝居に目がいってしまいます。観終わったあとに物語よりも先に表情や声、が頭に残っていることが多々あります。 今回選んだ3作品は、どれも演じていることを忘れてしまうほど引き込まれた作品ばかりです。一度観ただけでは受け取りきれない感情があったり、時間を置いてもう一度観たくなったり。気付けば何度も思い出してしまう映画たちです。 そんな大好きな3作品を紹介します。

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  • 作成日時
    2026/06/22 17:06

市子

総合評価:2.9制作年:2023年制作国:日本再生時間:2時間5分
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以前から気になっていた『市子』を今年やっと鑑賞した。 観ている間ずっと、薄暗いトンネルの中で出口を探し続けているような感覚だった。 時系列が入り組んでいて、少し考えながら観る必要があった。ただ、その構成だからこそ市子という人物の輪郭が少しずつ見えてきて、「この人は何者なんだろう」と自然と惹きつけられた。観終わったあともしばらく余韻が残り続けた。 杉咲花さんの演技は圧巻だった。市子は多くを語る人物ではないけれど、その分、表情や目線から伝わってくるものがとても大きい。特に目のお芝居が印象的で、言葉にしていない感情までこちらに届いてくるようだった。改めてすごい俳優だと感じたし、このようなお芝居ができる人になりたいと思った。 この作品を観ていると、人が生きることや幸せについて自然と考えさせられる。苦しいことや逃げ出したくなるようなことがあっても、それでも生きようとするのはなぜなのか。何気ない日常や当たり前に過ぎていく時間が、実はとても大切なものなのかもしれない。そんなことを考えながら観ていた。 メインビジュアルを見た時は少しホラーのような印象を受けていたので、観終わったあとのギャップにも驚いた。派手な展開があるわけではないのに、人の人生や感情を丁寧に描いていて、静かに心に残り続ける作品だった。 一度観ただけではきっと全部は理解できていない。それでも、だからこそもう一度観たいと思う。観るたびに違う感情や発見がありそうな気がするし、その時の自分によって受け取り方も変わりそう。 観終わった今もまだ余韻が残っている。簡単な言葉では表せないけれど、何度でも見返したくなる映画だった。

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怪物

総合評価:2.8制作年:2023年制作国:日本再生時間:2時間6分
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まず冒頭の安藤サクラさんの演技に一気に引き込まれた。登場した瞬間から“演じている”という感覚がほとんどなく、本当にその人物の生活を覗き見しているような不思議な感覚になる。日常の中に自然と存在していて、感情の揺れや言葉にならない空気まで伝わってくる。その姿を見て、改めて私は安藤サクラさんのお芝居が好きだなと感じた。 この作品は同性愛というテーマを含みながら、人と人とのすれ違いや思い込み、そして理解することの難しさを描いている。特に黒川想矢さん演じる湊の表情が印象的だった。物語を通してどこか寂しさを抱えているように見え、その孤独が画面越しにも伝わってくる。そんな湊が、柊木陽太さん演じる依里と一緒にいる場面だけは少しだけ表情が柔らかくなり、心から笑顔になれそうな気がした。そのわずかな光があるからこそ、二人の関係性がより愛おしく感じられた。 『怪物』の大きな魅力のひとつは、視点が変わることで同じ出来事の見え方が大きく変化するところだと思う。最初は確信を持っていたことが、別の視点から見ることで揺らぎ、自分がどれだけ先入観を持って物事を見ているのかを考えさせられた。面白さを感じる一方で、登場人物たちの苦しさや切なさがより鮮明になり、観ていて胸が締め付けられる瞬間も多かった。 正直、一度観ただけで全てを理解できたとは思っていない。それでも、だからこそ何度も向き合いたくなる作品だと感じた。観終わったあとに答えをもらうのではなく、自分自身で考え続ける余白を与えてくれる映画だった。 久しぶりに胸がぎゅっと苦しくなり、それでいて誰かをもっと理解したいと思わせてくれる作品に出会えた気がする。そして俳優として活動する中で、自分は何のために芝居をするのか、どんな表現をしたいのか分からなくなった時には、きっとまたこの作品を見返すと思う。私にとって『怪物』は、映画としてだけでなく、芝居と向き合う理由を思い出させてくれる大切な一本だった。

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ベイビーわるきゅーれ

総合評価:2.9制作年:2021年制作国:日本再生時間:1時間34分
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実はこのシリーズは全作品観ていて、何度も見返しているくらい大好きな作品。女子高生の殺し屋コンビという設定だけでも面白いのに、観れば観るほど二人の魅力にハマってしまう。 殺し屋としてはめちゃくちゃ強いのに、社会に馴染むのはちょっと苦手。アルバイトをしたり、どうでもいいことで言い合ったり、ゆるい会話をしている姿は普通の女の子そのもので、そのギャップがこの作品の一番好きなところかもしれない。 派手な演出や大きなドラマがなくても、キャラクターの魅力と二人の関係性だけでこんなに面白いのがすごい。 物語も難しく考えずに楽しめるし、テンポよく進んでいくのであっという間だった。特に二人の何気ない会話が本当に自然で、「こういう友達いるよな」と思える距離感が心地いい。大きな出来事が起きていても、その空気感は変わらなくて、気付けばずっと二人を見ていたくなる。 もちろんアクションシーンも見応えがある。普段のゆるい雰囲気とのギャップもあって、戦うシーンになると自然と引き込まれる。コミカルな作品なのにアクションはしっかりかっこよくて、そのバランスが好きだった。 そして高石あかりさん演じるちさとが本当に魅力的。表情がころころ変わるのも可愛いし、思わず笑ってしまうようなシーンもたくさんある。それでいてアクションになると一気に空気が変わるので、そのギャップも含めて好きなキャラクターだった。 エンディングまで含めて、この作品らしい空気感が詰まっていて最後まで楽しかった。観終わったあとには「またこの二人の日常を見たいな」と思わせてくれる映画。 強いのにどこか抜けていて、不器用だけど憎めない。そんな二人だからこそずっと応援したくなるし、何度でも観たくなる。私にとっては、落ち込んだ時や何も考えずに映画を楽しみたい時につい手に取ってしまう、大好きな一本。

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(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会

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*1 Rakuten TV (https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/09/08/479080/jacket_h_l.jpg) 取得日:2025/12/18
*2 Rakuten TV (https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/05/71/465017/jacket_h_l.jpg) 取得日:2025/12/18
*3 Rakuten TV (https://tv.rakuten.co.jp/content/427752/) 取得日:2026/1/26

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