
『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』とYouTuber監督が描くホラー映画
皆さん、はじめまして。ホラー映画取締役です!日夜、国内外のホラー情報をXで発信しています。ホラー映画は、ただ怖いだけじゃなくて、とにかくアイディアが光るジャンルで、作品ごとに「次はどんな恐怖が待っているだろう」と飽くなき探究心が沸いてきます。そんなホラー映画の「怖くて、楽しい」魅力が伝わるようお届けしていきます! 最初にご紹介するのは『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』。とても画期的なホラー映画で大のお気に入りです。
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- 作成日時:
- 2026/06/25 15:58
TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー
どこからか出回ってきた呪物の手を握って「TALK TO ME=私に話して」と唱えると握った人物に霊が憑依します。憑依する霊はランダムで何が憑くかはわからない。90秒以内であれば降霊しても安全と言われており、さらに霊が去った後にはドラッグのような高揚感まで味わえる。 病みつきになるその体験は若者たちの間で流行しはじめ、主人公ミアもある日、その降霊会に参加します。半信半疑だったミアも降霊体験をして、どハマり。仲間うちで2回目の降霊会を行うことに。そこで、親友の弟がチャレンジした時に事件が起こります。ミアは自殺した母親のことをずっと忘れられずにいたのですが、その弟に降霊した霊こそがミアの母親だったのです。 中断しようとする仲間を振り切り、ミアが母親との交信を試みたことで、約束の90秒を超えてしまい、取り返しのつかない事態に陥ってしまうーー。 霊に取り憑かれるとキモチイイってそんな発想どこから来るの!?と衝撃を受けました。監督はオーストラリア出身のYouTuberダニー&マイケル・フィリッポウ。彼らは双子の兄弟で、RackaRackaというYouTubeチャンネルで活動しており、690万人を超える人気ぶり。ハ◯ー・ポッターやス◯ー・ウォーズ的な何かがバトルを繰り広げるおバカ映像、なのにVFXはめっちゃ気合い入っていて、これが大人気コンテンツに。オーバードーズして痙攣した友達を笑ってスマホで撮影している若者たちをモチーフにこの作品を作ったそう。作品の中にはいろんな伏線が散りばめられていて、それも回収して、とても残酷だけど綺麗なラストを迎えます。監督たちはA24と続編『TALK 2 ME』を製作しているそうなので楽しみですね。 デヴィッド・フィンチャーやミシェル・ゴンドリーなど、昔はMVやCMから映画監督になる人も多くいた印象ですが、今は、ダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟のようにYouTube発の映画監督たちが映画界を席巻しています。全世界で大ヒット中の『Backrooms(原題)』に至っては監督のケイン・パーソンズはまだ20歳のYouTuber。4年前にネットミームになっていた『Backrooms』をテーマに短編ホラーをYouTubeにアップし、A24が目をつけて、なんて夢のある世界でもあります。 かつてはMVやCMが目に止まり映画監督として発掘されていたのが、今や誰でもスマホ一つで映像を撮影できる時代に。そして誰でも全世界の人に見てもらえる環境があり、これからの時代は動画投稿サイトから多くの才能が輩出されていきます。YouTubeで「人が何に驚き、何に夢中になるのか」を何度も試行錯誤してきた経験は、ホラー映画制作において相性が良いです。だからこそ今、YouTube発の監督たちがホラー映画界で次々と結果を残しているのだと思います。 この流れをくんだ新作映画をご紹介していきます。
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーの★評価を入力するオブセッション 災愛
憧れの女の子ニッキーに片思い中の男子ベアが怪しいオカルトショップで見つけた「ワン・ウィッシュ・ウィロー」を購入して願いごとを唱える。「ニッキーが僕のことを誰よりも愛してくれますように」と。その日からニッキーは人が変わったようにベアに好意を寄せるようになる。とてつもなく重苦しいほどに。ひと時も離れないニッキーは、果たして本当のニッキーなのだろうかーー。 これはめちゃくちゃ面白かったのでおすすめです。ニッキーという新たなホラーアイコンがとにかく怖すぎて怖すぎて、人間離れした動きや表情がもう鳥肌もの。 監督はカリー・バーカー。まだ26歳のYouTuberで、北米では超低予算になる75万ドル、約1億円で製作されたのに対して、世界興行収入は2億5千万ドル、日本円にして350億円以上の興行収入を記録していて、もう社会現象であり、歴史的大ヒット作品になっています。日本での公開は7月17日になりますのでお楽しみに!!
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オブセッション 災愛の★評価を入力するブリング・ハー・バック
父親を亡くした兄アンディと視覚障害を持つ妹パイパーは、里親のローラに引き取られることになる。愛情たっぷりに迎え入れてくれたローラだったがアンディは言葉にできない違和感を感じ始める。ローラの家には言葉を話さないアンディという少年も住んでいた。ある日を境に起こる不穏な出来事、家の周囲に描かれた巨大な円、そしてオリバーの存在が繋がった時、ローラが隠していた恐るべき願いが明かされるーー。 『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』ダニー&マイケル・フィリッポウ監督の長編第二作目。この映画も凄まじく、容赦ないです。儀式ホラーの入り口から、人間の恐ろしい側面が凝縮されたテーマが練り込まれています。里親のローラを演じたサリー・ホーキンスの狂気に振り切った怪演がとにかくすごい。ローラが願っていたこと、そして求めていたものが何か、それがわかった時、私は涙が止まらなくなりました。ホラー映画でこんなに泣いたのは初めてかもしれません。日本では7月10日から公開ですのでこちらもお楽しみに! 初回が長々となってしまいましたが、また次回をお楽しみにしていただけると嬉しいです!それではまた!
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