
二宮和也も推薦した『リバー、流れないでよ』の魅力
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- 作成日時:
- 2026/06/26 10:20
リバー、流れないでよ
だいぶ前に観た『リバー、流れないでよ』。 またSNSで話題になっているのを見かけ、サブスクで何気なく再生したら……気づけば最後まで一気見してしまった(笑)。 きっかけは二宮和也が「人生で一度は観てほしい映画」という企画で開催された「シークレットシネマ」。 上映される作品が当日まで秘密という企画で、気になってはいたものの、その作品が『リバー、流れないでよ』だっとようで驚きと納得感があった。(こんな小規模の映画を!でも面白いし、サスガ!という気持ち) 舞台は冬の京都・貴船。老舗料理旅館「ふじや」で働く仲居・ミコトたちは、「2分間」が何度も繰り返される異常事態に巻き込まれる。 『ドロステのはてで僕ら』でも2分という時間を巧みに扱っていたヨーロッパ企画だが、本作でも"たった2分"をここまで豊かなエンターテインメントにしてしまう発想力には脱帽する。 ループに気づいた登場人物たちは、それぞれの価値観で「じゃあ、これはどうなる?」「あれは?」と次々に検証を始める。その発想がいちいち可笑しい。(料理長の「クソはどうなるんだい?」という一言には笑った) 2分間という限られた時間を長回しで積み重ねていくライブ感。 毎回少しずつ変化する人物の動きや情報量、絶妙に配置された伏線、そして少しずつ明かされていく謎。 理屈っぽさとバカバカしさが絶妙なバランスで共存しているのは、劇団ヨーロッパ企画、そして原案・脚本の上田誠だからこそ生み出せる世界観だなぁと思う。 今回が2回目の鑑賞だったが、最初に観たときよりも心を動かされたのは、オープニングのヒサメ(久保史緒里)の表情と、ラストのミコト(藤谷理子)の表情だった。 笑えるだけでは終わらない、じんわり余韻の残る一本だった。 ……こうなると、『ドロステのはてで僕ら』もまた観返したくなる。
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