
映画『ミザリー』|NHK BSで放送 激こわから感動作までスティーブン・キングの世界
「ホラーの帝王」と呼ばれるスティーブン・キング。 しかし、その原作が映画化された作品を振り返ると、恐怖だけでは語れないことに気づく。 人間の狂気を描くサイコスリラーから、友情や希望を描く青春映画、人生賛歌ともいえる感動作まで、その作風は驚くほど多彩。 6/29(月)のNHK BSプレミアムでは、キャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞を受賞した傑作スリラー『ミザリー』が放送予定。 今回はこの機会に、一度は観ておきたいスティーブン・キング原作の名作5本をご紹介します! <紹介作品> 『ミザリー』 『ショーシャンクの空に』 『スタンドバイミー』 『グリーンマイル』 『ミスト』
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- 作成日時:
- 2026/06/28 11:42
ミザリー
人気作家ポール・シェルダンは、新作を書き終えた帰り道で吹雪の中、交通事故を起こしてしまう。 彼を救ったのは「あなたの一番のファン」と名乗る看護師アニー。しかし、その親切はやがて異常な執着へと変わっていく。新作の展開に激怒したアニーは、ポールを自宅に監禁し、自分の望む物語を書き直すよう強要するのだった。 密室劇でありながら、終始息苦しい緊張感が続くサイコスリラーの金字塔。 何より圧巻なのはキャシー・ベイツ演じるアニーの存在感で、優しさと狂気が紙一重で入れ替わる演技は今なお色あせない。「一番のファン」という言葉がこれほど恐ろしく響く作品は他にないでしょう。 スティーブン・キング作品の中でも、人間そのものの恐ろしさを描いた代表作として高く評価されています。
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ミザリーの★評価を入力するショーシャンクの空に
無実の罪で終身刑となった銀行員アンディ・デュフレーンは、ショーシャンク刑務所へ送られる。過酷な環境の中でも知性と誠実さを失わない彼は、長年服役する囚人レッドと友情を育みながら、少しずつ周囲の人々の人生を変えていく。そして誰も予想しなかった希望への一歩を踏み出す。 キング作品というとホラーを思い浮かべる人ほど驚くのが本作です。原題は「Rita Hayworth and Shawshank Redemption」。恐怖ではなく、人間の尊厳と希望を描いた感動作として映画史に名を刻みました。モーガン・フリーマンとティム・ロビンスの静かな演技、そしてラストに待つ鮮やかなカタルシスは何度観ても胸を打ちます。「希望は素晴らしいものだ」というメッセージは、キング作品のもう一つの魅力を教えてくれるでしょう。
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ショーシャンクの空にの★評価を入力するスタンド・バイ・ミー
1959年、オレゴン州の小さな町。12歳のゴーディたちは、行方不明になった少年の遺体を探すため、線路沿いを歩く二日間の旅へ出る。冒険の途中でさまざまな出来事を経験しながら、少年たちは友情や家族、自分自身と向き合っていく。 キング原作の中でも屈指の青春映画であり、「少年時代」という誰もが持つ記憶を鮮やかによみがえらせる名作です。遺体探しというミステリアスな設定ながら、本質は少年たちの心の成長を描いたロードムービー。リバー・フェニックスら若きキャストの瑞々しい演技、ベン・E・キングの主題歌「Stand by Me」、そして大人になってからしか理解できない切なさが見事に重なります。恐怖ではなく、人生で一度しかない夏の輝きを描いたキング作品の代表格です。
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スタンド・バイ・ミーの★評価を入力するグリーンマイル
死刑囚を収容する「グリーンマイル」と呼ばれる刑務所棟。看守主任ポールは、少女殺害の罪で収監された大男ジョン・コーフィと出会う。凶悪犯とは思えない穏やかな彼には、人知を超えた不思議な力が宿っていた。ポールたちは、その奇跡に触れながら、人間の善悪や命の意味について考えさせられていく。 『ショーシャンクの空に』と同じフランク・ダラボン監督による感動作。超自然的な要素を盛り込みながらも、本作が描くのは「赦し」と「慈愛」、そして人間の尊厳です。トム・ハンクスとマイケル・クラーク・ダンカンの名演は涙なしでは観られません。上映時間は長めですが、それを忘れさせるほど濃密な物語が待っています。キング作品が単なるホラーではなく、深いヒューマンドラマを生み出してきたことを実感できる一本です。
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グリーンマイルの★評価を入力するミスト
巨大な嵐の翌日、デヴィッドは息子とともにスーパーマーケットへ向かう。そこへ突如、町を覆い尽くす濃霧が現れ、中には正体不明の怪物たちが潜んでいた。店内へ閉じ込められた人々は恐怖に追い詰められ、生き延びるために団結しようとするが、やがて人間同士の対立が激しさを増していく。 怪物映画として始まりながら、本当の恐怖は極限状態に置かれた人間の心理にあります。狂信、差別、集団心理――霧の外にいる怪物以上に、人間が生み出す恐怖が観る者を震え上がらせます。そして映画史に残る衝撃的なラストは、原作者スティーブン・キング自身が「映画版の結末は素晴らしい」と称賛したことでも知られています。観終えた後もしばらく立ち直れないほどの余韻を残す、キング映画屈指の問題作です。
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