
『スーパーマン』はこれでいい。いや、これが見たかった!
2025年版『スーパーマン』、めちゃくちゃ良かった。というか、めちゃくちゃ良かったので、めちゃくちゃ安心した。 予告編では正直そこまで魅力を感じていなかったので少し不安だったのだけど、本編を見たらその心配はどこへやら。しっかりとヒーロー映画としておもしろく、王道を真正面から描いてくれた。ジェームズ・ガンらしい軽快なテンポもありつつ、ちゃんと「スーパーマン」という作品になっていた。 特に好きだったのが冒頭の見せ方だ。オリジンや世界観を長々と描くのではなく、字幕でサラッと説明して物語へ入っていく。この大胆な省略はかなりトリッキーなのだけど、登場人物たちの関係や会話を見ていれば自然と理解できるようになっている。説明を削った分、映画そのものの勢いが生まれていて、このあたりの構成は本当にお見事だった。 タイトルをシンプルに『スーパーマン』とした理由はわからない。でも、見終わると「これでよかった」と思えた。 そう、我々が見たかったのはスーパーマンなのだ。 余計なひねりはいらない。人を助けるヒーローと、それが気に入らない悪役。そんなシンプルで王道な構図が、この作品には気持ちよくハマっていた。どれだけ追い詰められても、「自分は人を助けるだけだ」という信念を最後まで貫くスーパーマンが本当にカッコいい。 そして、その信念に周囲の人々も動かされていく。この流れがまた素敵だった。ヒーロー一人が世界を救うのではなく、その姿に影響を受けた人たちが支えていく。この温かさが今作の大きな魅力だったと思う。 あと、犬好きにはたまらない(笑)。 あのワンコが出てくるだけで楽しいし、自由奔放な行動も含めて愛おしい。シリアスな場面との緩急も絶妙で、「こういうのでいいんだよ!」と思わせてくれた。 もちろんファンサービスも豊富だ。コミックや歴代作品を知っている人ほどニヤリとできる要素が散りばめられているし、それでいて初めて見る人も置いていかない。このバランス感覚も実に上手い。 そして個人的には、グリーンランタンのガイ・ガードナーが最高だった。あのクセの強さと、どこか憎めないキャラクターが実に良い味を出していた。もっと活躍が見たいと思わせてくれる存在だった。 MCU作品が増え続け、「ヒーロー映画はちょっとお腹いっぱいかな」と感じ始めていた自分でも、この『スーパーマン』は純粋に楽しめた。難しく考えず、ヒーローが人を助け、人々に希望を与える。その原点を、現代の映画としてしっかり蘇らせてくれた一本だった。 見てよかった。本当に、これぞスーパーマンだった。
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- 作成日時:
- 2026/06/29 22:06
スーパーマン
予告編ではあまり魅力が感じられなかったんだけど、めっちゃよかった。ていうかめっちゃよかって安心した。しっかりとヒーロー映画としておもしろかったし、冒頭字幕でオリジンなり何なりを説明して済ますジェームズ・ガンらしい今風のスーパーマン映画になっていて、マーベル疲れがある人(自分)も、これは楽しい作品と思える。冒頭字幕の端折り方はトリッキーだったけど、実は人物とか事情とか見ているとわかるので見せ方がアッパレだったよね。タイトルも「スーパーマン」とシンプルにした背景はわからないが、これでよかった。イエス、我々はスーパーマンが見たかったのだ。人を助けるヒーローとそれが気に入らない悪役というわかりやすい構図。どれだけ陥れられても、「自分は人を助けるのみ!」という信念が好きだった。それを実現させるために周りの人も動くというのがとても素敵。そして何よりワンコ好きも楽しい楽しい。いろいろなファンサービスも忘れないし、これは見るべし。見てよかった。グリーンランタンのキャラも大好き。
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