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映画『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』をより楽しむ3つのポイント

映画『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』をより楽しむ3つのポイント

2025年2月8日にRエンタメディアで公開された記事の転載です。 【元記事】 https://news.tv.rakuten.co.jp/2025/02/k-gladiator2.html ---------------- “エイリアンの創造主”としても知られる巨匠リドリー・スコット監督が手掛けた帝政ローマ時代の剣闘士“グラディエーター”の戦いを描いた映画『グラディエーター』。同作は2000年に公開され、第73回アカデミー賞では作品賞をはじめ計5部門を受賞するなど大ヒットした。前作から24年後の2024年11月に続編『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』が日本で劇場公開され、Rakuten TVでの配信中だ。そこで今回は続編をより楽しむための3つのポイントを紹介しよう。 (文・suzuki)

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  • 作成日時:
    2025/03/28 12:49

グラディエーター2 英雄を呼ぶ声

制作年: 
2024年
グラディエーター2 英雄を呼ぶ声

●規格外!“コロセウム”の再現 物語の舞台となるのは古代ローマ帝国。続編ではローマ軍によってすべてを奪われた主人公のルシアス(ポール・メスカル)が復讐に燃える姿を軸としたストーリー展開で、彼が剣闘士として立つコロセウムでのシーンは見どころの一つ。 ここで行われる剣闘士たちによるアクションシーンが視聴者を興奮させることは言わずもがなだが、このコロセウムはマルタ島に巨大なセットを建築し、CGは使われるものの観客席の皇帝たちを演じた役者は、実際に戦いを見つめながら演技をしていたというから驚きだ。 また激しい戦いのシーンでは、8台から12台のカメラで一気に撮影を行うなど、セットのみならず撮影自体も規格外の手法を採用。剣闘士同士の戦いだけでなく、凶暴なサイや水を張ったアリーナにサメを放った海上での死闘といった手に汗握る激闘シーンにも注目してほしい。 ●注目の若手俳優ポール・メスカルなど豪華キャストが登場 前作に引き続き、豪華なキャストがそろった今作。主人公のルシアスを演じたのは映画『aftersun/アフターサン』(2022年)で、第95回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたことで注目を集めた若手俳優ポール・メスカル。俳優として活動する前はゲーリックフットボールの選手だったという彼は、持ち前の運動神経をコロセウムでも存分に発揮しており、本作のための肉体改造を経て強靭な強さを持つルシアスを見事に演じている。 そんなルシアスに目を付け、彼を剣闘の世界に引き入れるキーパーソン・マクリヌスを名優デンゼル・ワシントンが怪演。また、ルシアスが復讐を誓った相手であり、ローマ帝国の将軍アカシウス役には、「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』(2019年ほか)に出演したペドロ・パスカルが演じた。 Rakuten TVでは字幕版のみの配信だが、日本語吹替版のキャストも豪華。ルシアスの声を担った武内駿輔をはじめ、大塚明夫、山寺宏一、宮野真守、梶裕貴らの声優陣が名を連ねている。 ●巨匠リドリー・スコットの思い 御年87歳、前作に続き監督を務めたリドリー・スコット。世界を恐怖に陥れた映画『エイリアン』(1979年)をはじめ、多くの作品を世に送り出している巨匠だが、前作から24年かけて誕生させた『グラディエーター』の“その後”の物語の製作現場では、ルシアスを演じたメスカルを筆頭に多くのキャストが監督の思いの凄まじさに圧倒されたそうだ。 メスカルは「(スコット監督は)大規模な撮影をこなすんだからローマ皇帝にもなれそうだ」と冗談交じりで、彼の手腕を称賛している。また、51日間で全ての撮影をこなしたというスコット監督は「私の頭の中でカメラの位置は常に把握している。撮影現場には900人のスタッフと演者が私の指示を待っているんだから、当然のこと」と語っており、まさに最強の指揮官のごとく、作品を作り上げていった。 力のみが物を言う、コロセウムでの戦いを多く描いた本作だが、そこに交差する人間関係の縮図には、これまでの歴史の中で多くの戦争や争いを繰り返してきた人間の“過ち”を現代社会に訴えかけるようなスコット監督のメッセージも含まれているように感じ取れる。 『グラディエーター』の続編を描いた最新作では、将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアス。アカシウスへの復讐を誓う彼は、謎の男マクリヌスと出会ったことをきっかけに、ローマへと導かれ、コロセウムで戦いを繰り広げる剣闘士としての運命を歩むことになる――。 続編ということもあり、前作とつながる部分ももちろん存在するが、本作から視聴する人でも十分に楽しめる躍動感たっぷりの激闘シーンが次々と描かれている。その大迫力をぜひ一度体感してみてはいかがだろうか。

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