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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』何度でも観たいSF映画だった

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』何度でも観たいSF映画だった

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  • 作成日時
    2026/07/10 11:35

プロジェクト・ヘイル・メアリー

総合評価:2.9制作年:2026年制作国:アメリカ再生時間:-
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たしかに、ロッキーの存在を知らず、「地球滅亡の危機に立ち向かう一人の男」という情報だけで観たほうが、驚きはより大きかったのかもしれない。それでも、本作が「ロッキーと共に歩む物語」であると事前に知っていたからといって、その魅力が少しも損なわれることはなかった。むしろ、その関係性の素晴らしさに何度も胸を打たれ、「また観たい」と思わせる力に満ちた作品だった。 主人公ライランド・グレースを演じたライアン・ゴズリングは、ユーモアと人間味を絶妙なバランスで表現し、まさにはまり役。ストラット役のザンドラ・ヒュラーも圧倒的な存在感を放っていた。さらに、グレースの監視役ともいえるカールとのやり取りも印象深く、シリアスな物語の中に絶妙な味わいを加えている。 監督のフィル・ロード&クリストファー・ミラーは、音楽、テンポの良い編集、軽快なセリフ回し、俳優たちの演技を見事に融合させ、終始ワクワク感の途切れない映像体験を作り上げていた。『LEGO ムービー』『スパイダーマン:スパイダーバース』など数々の名作を送り出してきたコンビだけに、この究極のバディムービーが期待を裏切らなかったのも納得だ。 正直なところ、私は翻訳小説や物理学が得意ではなく、原作を完璧に理解できたとは言い難い。しかし映画を観たことで、原作で曖昧だった部分の解像度が一気に上がり、物語そのものをより深く楽しめた。そして何より驚かされたのは、ロッキーという唯一無二のキャラクターの映像化だ。パペットやアニマトロニクスにCGを組み合わせた表現は圧巻で、「よくぞここまで実写化してくれた」と感心するばかりだった。 本作を観ると、SFというジャンルでも抜群の相性を証明したフィル・ロード&クリストファー・ミラーが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を最後まで完成させていた世界も見てみたかった――そんなことまで想像してしまう。映画ファンとして、彼らの今後の作品にもますます期待したくなる一本だった。

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出典
*1 IMDb (https://www.imdb.com/title/tt12042730/) 取得日:2026/7/8

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