
『ブラック・ウィドウ』感想|家族の物語としても楽しめた、実は好きなMCU作品
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- 作成日時:
- 2026/07/11 11:49
ブラック・ウィドウ
基本的にはスーパーパワーを持たないキャラクターたちの物語(レッド・ガーディアンだけは超人だが)だからこそ、肉弾戦やガジェットを駆使したアクションには随所に工夫が感じられ、最後まで飽きることなく楽しめた。派手さだけではない、地に足の着いたバトルが本作ならではの魅力だ。(クライマックスはド派手だったけど!) なかでも印象的だったのは、アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)とエレーナ(フローレンス・ピュー)の存在。シリアスな物語の中でも絶妙なユーモアを生み出し、作品全体をぐっと魅力的なものにしている。この2人が『サンダーボルツ*』の中心メンバーとして活躍しているのも、大いに納得できた。 疑似家族とはいえ、久しぶりに4人で食卓を囲む場面も忘れがたい。メリーナ(レイチェル・ワイズ)がナターシャに「猫背になってる」と何気なく注意するシーンには、どこか本当の家族らしい空気が流れていて、思わず自分の家族との食卓を思い出して笑ってしまった。 冒頭で描かれる少女時代のエピソードも秀逸で、あの数分間で一気に物語へ引き込まれた。ナターシャの幼少期を演じていたのがミラ・ジョヴォヴィッチの娘、エヴァー・アンダーソンだと後から知り、その存在感にも納得した。 ~~以下、ちょっとネタバレ~~ そしてラストシーン。これからキャプテン・アメリカたちとの合流へ向かうナターシャの後ろ姿には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女が迎える運命を知っているからこそ、胸が締めつけられる。「お疲れ様でした」と思わず声をかけたくなる、切なくも美しい締めくくりだった。
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