
【コーチェラ】洋楽オタクZ世代が世界最大の音楽フェス語ってみた
こんにちは。洋楽オタク新卒3年目Z世代のトゥルーマン翔です。 僕は、毎年4月半ばの週末になると、なにがなんでも家に引き籠っています。 その理由はもちろん、”コーチェラ”です。 コーチェラとは、コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)の略で、毎年4月に、2週にかけてアメリカ・カリフォルニア州インディオの砂漠地帯“コーチェラ・バレー”で開催される世界最大の音楽フェスティバルです。 今年は、第1週目が現地時間4/11(金)~4/13(日)、第2週目が現地時間4/18(金)~4/20(日)に開催される予定となっています。 世界的に有名なミュージシャンやアーティストが集結し、ロック、ポップ、ヒップホップ、エレクトロニックなど、多様なジャンルの音楽を楽しむことができます。巨大な会場には複数のステージが設置され、音楽以外にもアートインスタレーションやフード、アクティビティなど、様々なエンターテインメントが用意されています。ファッションも注目され、多くのセレブリティやインフルエンサーが集まることでも知られています。 また、現地のライブの様子は、YouTubeを通して全世界に配信されており、現地に行かずともコーチェラの雰囲気を味わうことができます。 筆者自身も、毎年この時期になると家に引き籠ってYouTubeを垂れ流し、”おうちコーチェラ”をするのが恒例行事となっています。 さて、今年のコーチェラも豪華すぎるアーティストがラインナップしております。 今年2月のグラミー賞記事(洋楽オタクZ世代がグラミー賞を語ってみた:https://play.rakuten.co.jp/article/500)でも触れた チャーリー XCXや、2024年に世界で最も聴かれた曲「ビューティフル・シングス」でおなじみのベンソン・ブーンなど今を時めくアーティストから、1990年代半ばに世界的人気を獲得して以降、幅広い世代から愛されるグリーン・デイなど、多方面から大物アーティストが大集合しており、まさに「アベンジャーズ、アッセンブル」状態です。 今年は、日本からはあのガールズグループ「XG」が、なんと日本人アーティストとして初となるサハラ・ステージのトリに抜擢されるという快挙を成し遂げています!!私もリアルタイムで彼女たちのパフォーマンスを観ていましたが、登場から圧巻の歌唱力とダンスで開いた口が塞がらないほど大迫力のステージでした。 他にもK-POPからはコーチェラ2023でヘッドライナーを務めたBLACK PINKからリサとジェニーの他、コーチェラ初登場となるENHYPENも出演しております。 そんな、世界から大物アーティストが大集合するコーチェラですが、前述の通り、今週末も開催される予定となっており、基本的には、1週目と同様のアーティストとタイムスケジュールになっております。 会場のライブ配信は、コーチェラの公式YouTubeから配信されますので、お時間のある方はぜひご覧になってください! また、本記事では、コーチェラに出演されるアーティスト達を、挿入曲として使用されていた映画を用いながら、”アーティストとしての内容”メインでお伝えしていこうと思います(笑)。 ▼コーチェラ公式YouTubeアカウント https://www.youtube.com/@Coachella ▼コーチェラ2025 タイムテーブルはコチラ https://www.coachella.com/schedule 編集者:来年こそは現地で観ようと毎年考えているトゥルーマン翔。
たくさんの「いいね」ありがとう!
223
- 作成日時:
- 2025/04/16 14:39
- 更新日時:
- 2025/04/25 09:19
スパイダーマン:スパイダーバース
- 制作年:
- 2018年

【サンフラワー /ポスト・マローン & スウェイ・リー】 ▶https://www.youtube.com/watch?v=ApXoWvfEYVU コーチェラ 2025にて、最終日のヘッドライナーを務めるのが、アメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、ラッパー、音楽プロデューサーとして活動し、数々の音楽賞にて受賞経験もあるこの男、ポスト・マローンです。 多様なジャンルを融合させた独自の音楽スタイルが特徴で、ヒップホップ、ロック、ポップ、カントリーなど、様々な要素を取り入れています。代表曲には「ロックスター」、「サークルズ」などがあり、アメリカン・ミュージック・アワード(2019)やビルボード・ミュージック・アワード(20)での受賞経験の他、グラミー賞でも数多くノミネートされています。 「サンフラワー」は彼の代表曲としても知られ、前述したグラミー賞(20)でも年間最優秀レコード賞と最優秀ポップ・パフォーマンス賞の2部門にノミネートされました。同曲は『スパイダーマン:スパイダーバース』の主題歌にも抜擢され、2025年4月時点で、なんとYouTubeでは26億回再生を突破しています。ポップでゆったりとした曲調とは対照的に、彼女の重すぎる愛を、太陽に向かって咲き続けるひまわりに例えるセンスに痺れます。 コーチェラ 2025の第1週目、現地時間4/13(日)での彼のパフォーマンスでも、「サンフラワー」は終盤で披露されました。 彼の代表曲でもあり盛り上がることはもちろんですが、コーチェラの終わりを感じ、どこかしんみりともさせる曲調は、まさに終盤にピッタリの曲ですね! ちなみに筆者は高校2年生の夏、模試終わりに原宿を歩いていたら、プライベートで街を歩いていた彼に出くわしたことがあります。 彼の全身に彫られたタトゥーと複数人のボディーガードを引き連れた様子に圧倒されたのを今でも覚えています。 彼に話しかける勇気があの時の自分にあれば......と今でも後悔します。
トップガン マーヴェリック
- 制作年:
- 2022年

【ホールド・マイ・ハンド /レディー・ガガ】 ▶https://www.youtube.com/watch?v=O2CIAKVTOrc コーチェラ2025、初日のヘッドライナーを務めるのが、昨年公開された『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』での出演で記憶にも新しい、あの世界的歌姫、レディー・ガガです。 レディー・ガガは、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、女優、プロデューサー、実業家、そしてファッションアイコンです。彼女は、その革新的な音楽性、パフォーマンス、そしてファッションセンスで、世界中の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。 2008年にデビューアルバム『ザ・フェイム』をリリースし、世界的な大ヒットを記録。「ジャスト・ダンス」や「ポーカー・フェイス」などのシングルは、世界中のチャートを席巻し、彼女を一躍スターダムに押し上げました。 その後も、『ボーン・ディス・ウェイ』や『ジョアン』など、数々のアルバムをリリースし、いずれも商業的成功を収めています。 2018年に公開された『アリー スター誕生』では主演を務め、同映画主題歌の「シャロウ」は第91回アカデミー賞で歌曲賞を受賞しました。 歌も演技もまさに"スター"の彼女ですが、コーチェラ 2025での彼女のステージは、個人的にはベストパフォーマンスだと感じるほど圧巻でした。オーケストラとバンドによる迫力満点なイントロのあとに、深紅に染まったドレスと黒い髪で登場したガガ様が1曲目として「ブラッディ・マリー」から、世界観に惹き込まれてしまいました。 全5幕から構成される彼女のステージは、衣装や舞台装置なども相まって、ストーリー性が深くまさに1本の映画を観ているような感覚でした。 今週末も、現地時間4/18(金)の11時頃〈日本時間4/19(土)の15時頃〉からパフォーマンスされるとのことなので、見逃した方は必見です! 『トップガン マーヴェリック』では彼女の「ホールド・マイ・ハンド 」が主題歌となっています。マーヴェリックとペニーが2人でクラシカルなプロペラ機に乗り夕日の空を散歩ならぬ”散飛”しているシーンでこの曲が流れエンドロールへと移りますが、曲自体の壮大さと2人の飛行シーンの美しさが絶妙にマッチしています。映画の余韻に浸るにはピッタリの楽曲ですね。
トランスフォーマー/リベンジ
- 制作年:
- 2009年

【21 ガンズ /グリーン・デイ】 ▶https://www.youtube.com/watch?v=r00ikilDxW4 昨年、デビュー30周年を迎えた伝説的パンクロックバンド、グリーン・デイですが、コーチェラへの出演は今年が初となります。 グリーン・デイは、アメリカ合衆国出身のパンク・ロックバンドです。1987年に結成され、ビリー・ジョー・アームストロング(ボーカル/ギター)、マイク・ダーント(ベース)、トレイ・クーリー(ドラム)の3人で構成されています。 1994年にリリースしたアルバム『ドゥーキー』が世界的な大ヒットとなり、パンク・ロックを再びメインストリームに押し上げました。その後も『アメリカン・イディオット』など、社会的なメッセージを込めたアルバムをリリースし、現在でも高い評価を得ていますね。 初のコーチェラでのステージとなりましたが、彼らのパフォーマンスは、今までと変わらず、”パンク”らしさ全開のステージとなっており、現在の政治情勢が不安定なアメリカ国民を勇気づけるステージになったのではないでしょうか。 パフォーマンス中に披露された「アメリカン・イディオット」では歌詞の一部を変更し、「I’m not a part of the MAGA agenda(俺はMAGA運動には関わってない)」と歌い、賛否両論が巻き起こっています。ステージ上での政治的発言には批判の声も多い中、そのような声をものともせず、自分たちの考えを掲げるその一貫した姿勢に”パンク”を感じます。 「21ガンズ」は、2009年にリリースされましたが、こちらも当時のイラク戦争が続いた社会情勢を風刺する内容が含まれています。 21発の礼砲は、軍隊や国家への忠誠を示す伝統的な儀式ですが、この曲では、戦争の無意味さや暴力への疑問が投げかけられています。 そんな彼らの”パンク”を体現したステージは今週末も、現地時間4/19(土)の21時頃〈日本時間4/20(日)の13時頃〉からパフォーマンスされるとのことです。 社会情勢を一蹴するパンク・ロックに浸りたい方は、ぜひご覧ください!