先日、原作が完結した大人気Webマンガ『先輩がうざい後輩の話』。その“先輩”こと武田先輩を演じたのが武内駿輔さん。ガタイが大きくてちょっと怖く見えてガサツなんだけど、面倒見が良くて誰からも愛される先輩を原作イメージそのままに演じています。 本作の魅力は何といっても楠木ともりさん演じる五十嵐双葉と武田先輩の尊い関係性。タイトルの通りガサツだけど面倒見の良い武田先輩をうざく思いつつも、何だかお互いに気になってしまう様子を表現しています。 主題歌「アノーイング！さんさんウィーク！」が流れるオープニング映像も社会人の応援歌として最高なので、ぜひオープニングを飛ばさずに視聴することを推奨します！

『先輩がうざい後輩の話』の武田先輩が陽だとすれば、少し陰のある頼れる渋い男が見られるのが本作。 今年で45周年を迎えるロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』の人気エピソード「ククルス・ドアンの島」を長編アニメ映画として安彦良和さんがリメイクした本作で、そのタイトルにもなっているククルス・ドアンを演じたのが武内駿輔さんです。 テレビ版ではドアンのもとにいる子供は4人だったのが本作では20人に増えるなど、テレビ版よりも生活感と優しさが増した難しい役どころですが、リメイク元とも異なる新たなククルス・ドアン象を見せてくれます。

頼れる大人が2人続きましたが、この『怪獣8号』で演じるのは寡黙で硬派な性格の若者・神楽木葵。これまでに紹介した2人は喧嘩を仲裁したり若者をいさめるような頼りがいある大人でしたが、この神楽木はライバル視する出雲ハルイチと張り合う場面が描かれるなど年相応のヤンチャな感じも合わせ持ったキャラクターです。 アニメ第2期では更なる活躍も期待されるだけに、今から予習を兼ねて第1期を一気見してはいかがでしょうか？