最初の最強オジサンは、普段はホームセンターで働いている愛嬌のある気のいいオジサンのマッコールさん。だけど悪いヤツがいたら身の回りの道具（ホームセンターの商品も⁉）を使って敵をやっつける（ホームセンターの商品はキレイに血を拭き取って返却！）。その正体は元アメリカ国防情報局のスゴ腕工作員！それを演じるのはデンゼル・ワシントン！いや！身長184cmの巨体のオジサンをナメるヤツはいないでしょ！この作品の見どころはズバリマッコールさんの戦い方。敵を目の前にした時 ①ストップウォッチをスタート ②周りの状況確認→ 敵の数、武器、位置、身振り手振り、タトゥーの柄 自分が武器にな使えそうな物の場所 冷静にかつ迅速に敵をやっつけるルートを導き出す！ ③やっつける この工程がたまらなく良いんです！画面がスローになる演出もナイス！ ただ敵も極悪非道なロシアンマフィア！ホームセンターに敵を誘い出す最終決戦はとても痛快です！

次の最強オジサンはトム・クルーズが演じる元アメリカ陸軍少佐の捜査官ジャック・リーチャー！トム・クルーズがあまり笑顔を見せないクールな役でこれまた良い！ストーリーもただのアクションではなく、事件の真犯人のトリックと真相を解き明かしていくアクションスリラー映画。事件は川沿いの5人を対岸の立体駐車場から無差別に狙撃したという残酷なもの。状況証拠からジェームズ・バーという男が逮捕されるが彼は「ジャック・リーチャーを呼べ」とだけ紙に書く。ここでジャックを呼んだのは仲が良いからではなく、知り合いくらいの間柄で冷静に事件を分析できると信じていたから！ ☆トムクルーズだからこそのアクションシーン☆ ①捜査に取り掛かかろうとしたら、街のBARで若造にナメられる！→軽く撃退。敵の強さに合わせて戦う。女の子には優しい。 ②真相に近づくにつれチンピラ2人組に襲われる！→チンピラほぼ自滅。明らかに優勢のチンピラがバスタブに倒れたトムを殴ろうとして自分の相棒を殴るという謎アクションもトムのオーラによるものと解釈。 ③いきなり本格カーアクションもものすごく良かった！カメラの撮り方もどうやってるかわからないところが良い！ ラストの戦いも事件の真相も完璧なのだけれど霞むくらいやっぱりトム・クルーズ最高だなぁってなる作品！カーアクションのラストに車を乗り捨ててバスに乗り換えるシーンがあるんだけど、オジサンに帽子を借りて変装して刑事をやり過ごし、その後返してもらった時のオジサンの満足そうな笑顔「わし、トムクルーズと絡んだわー！」ってとこがマイベストシーン☆

ゴー☆ジャス大好きアメリカンコメディ映画！ナメられればナメられるほどに面白くなるコメディ俳優ウィル・フェレル（ブラッド役）の映画。主人公のブラッドはサラの再婚相手、子どものメーガンとディランはまだ新しいパパにちょっと馴染んでないけど６ヶ月かけてそれなりに仲良くなってきたが、そこに元のパパがやって来た！それが筋肉ムキムキのイケメンのマーク・ウォルバーグ（ダスティ）なのです！子ども達は大喜び！どんどん気持ちがパパに傾いていく！正反対のパパなのだけれど、これどちらも良いパパなのです。 ひ弱でナメられてるブラッドだけど心は優しい、それに対してダスティは派手でワイルドでなんでもできてみんなにも愛される男。でも子どもの送り迎え、PTAの仕事、バザーや歌の発表会の手伝いなどパパの仕事は意外と地味。これをブラッドはいつも軽くこなしてお母さん側からの支持が厚いんです。お互い嫉妬していつのまにか大きな戦いに⁉はたしてどちらのパパが勝つのか⁉最後にはハートフルな気持ちになる素晴らしい作品です！