
ヒュー・ジャックマン主演『ひつじ探偵団』家族で楽しめる羊ミステリー
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- 作成日時:
- 2026/07/24 16:52
ひつじ探偵団
原作は、ドイツの作家レオニー・スヴァンによるミステリー小説。さらに、脚本を手がけたのが『チェルノブイリ』のクレイグ・メイジンと知って、まず驚かされた。あの重厚な社会派ドラマを生み出したクリエイターが、ここまでチャーミングな作品を手がけていたとは! なにより印象的なのは、やはり羊たちの存在。 ヒュー・ジャックマン演じる心優しき羊飼いのジョージが、それぞれの羊に名前をつけていたこともあり、一頭一頭にしっかりと個性が宿っている。コミカルで愛らしいだけでなく、物語を大きく動かす役割まで担っており、その描き方の巧みさには思わず唸ってしまった。 ジョージの死を巡る登場人物たちも、ひと癖もふた癖もある面々ばかり。誰もがどこか怪しく見える状況がコミカルに演出され、ミステリーとしての面白さとコメディの軽やかさが絶妙に同居している。 さらに面白いのは、羊たちの個性や習性までもがストーリーに活かされていること。頭突きや体調の変化といった細かな要素まで丁寧に拾い上げ、物語を動かす力へと昇華しているのがお見事だった。 『サクセッション』のニコラス・ブラウンも好演。どこか同作のグレッグを思わせる役どころではあるものの、巡査役としてしっかりハマっており、登場するたびに場の空気をさらっていく存在感が光る。 ヒュー・ジャックマン自身の登場シーンは、それほど多くない。それでも、彼の愛情を受けた羊たちの存在が物語の核になっているからこそ、まぎれもなく「ヒュー・ジャックマン主演作」と言える。その構成も面白いところだった。 今回は、小学校低学年の子どもを含めて家族で鑑賞したけれど、全員が大満足。ミステリーとしても、コメディとしても、そしてファミリー作品としても楽しめる一本だった。 かわいい羊たちに癒やされながら、きちんと謎解きも楽しみたい。そんな人に素直におすすめしたい!
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