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隕石が落下しない「人類滅亡危機」映画

隕石が落下しない「人類滅亡危機」映画

2024年に池袋で開催された「都市伝説展」が、2025年の夏に九州でも開催されるというニュースを見た。かくいう私は、昨年の「都市伝説展」に赴いたミステリー好きの一人である。私が子どものころにワクワクした都市伝説は、やはり「ノストラダムスの大予言」だ。1999年7月に空から恐怖の大王が降ってくる、というアレである。空から降ってくる恐怖の大王というのは、地球を滅ぼす巨大隕石というのが、もっぱらの噂だった。映画の世界でも終末パニック映画というのは一大ジャンルであり、地球が滅亡してしまうかもしれないという底知れぬ不安感は、映画というジャンルを通すと立派なエンターテインメントとなる。今回は「隕石で世界が滅亡」する方向性ではない、別軸で人類滅亡の危機に瀕することになる映画を紹介したい。 編集担当:清 澄(きよしすます)

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  • 作成日時:
    2025/05/02 17:14

アンダー・ザ・ウォーター

制作年: 
2017年
アンダー・ザ・ウォーター

【滅亡危機の理由】海面の上昇で大陸沈没 クリステン・スチュワート主演の『アンダーウォーター』ではなく、こちらの映画は『アンダー・ザ・ウォーター』である。大陸のほとんどが海に沈没した2095年。海水を真水に変えることのできる女性科学者を探しに、政府から命を受けたある大尉が2017年にタイプスリップするというストーリーだ。なんとなんく想像できると思うが、海での格闘シーンや水中大爆発のような派手さはない。「現在」を救うために、「過去」を変えるというストーリーを、時にSF要素を散りばめながら、静かに力強く描ききっている。主役を演じたカーステン・ビィヤーンルン。私は不勉強にも彼の映画を初めて見るが、悲哀に満ちた主人公を見事に演じていて、他の作品も観てみたくなった。

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ポータルズ

制作年: 
2019年
ポータルズ

【滅亡危機の理由】謎の扉 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェス監督らが参加するオムニバスパニックホラー。世界中で同時多発的に(かつ場所を問わず)扉が現れ、予測不能な事態に巻き込まれていく人類の姿を、複数のストーリーで表現する意欲作だ。低予算でありながらも、制作陣のアイディアと役者陣の演技によって、「次はどうなるのだろう?」と期待感を抱かせてくれる推進力は心が踊る。オムニバスのメインとなるのはある家族のストーリーだが、要所要所に差し込まれる物語がグロ要素多めなので、スプラッター作品が好きな人にもオススメしたい。

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