
配信者はつらいよ4選!
どうも、映画大好き芸人あんこです。ぱにゅぱにゅ〜! YouTube、TikTok、Instagram…… 世はまさに大配信時代。 富、名声、力、この世の全てを手に入れたいという欲望がプラットフォームという名の海へ人々を駆り立てた。 わたくしあんこはお笑い芸人だがYouTubeで映画を紹介したりと配信者としても活動している。 だからこそ分かる……配信者として生きていくのは大変だ!! 動画の再生回数は回っているか、いいねは沢山来ているか、コメントにはどんな書き込みがあるか。 数字に囚われ、つきまとう承認欲求…… いつしか再生回数のために過激になっていく動画!承認欲求のためならなんでもしてしまう自分! あぁ、配信者ってつらいよ……!! 今回配信者がとんでもない目に遭ってしまう映画4選をご紹介したい。 この映画たち、学生さんからサラリーマン、おじいちゃんおばあちゃんまで誰もが気軽に配信できるが故に人ごとではないかもしれません……! 観ないと人生10割?損しますよ!
たくさんの「いいね」ありがとう!
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- 作成日時:
- 2025/06/13 12:07
#フォロー・ミー
- 制作年:
- 2020年

まず1本目は、『#フォロー・ミー』。なんて承認欲求丸出しのタイトルなんだ!『#マンホール』、『#スージー・サーチ』と今流行りの“#”(ハッシュタグ)系タイトル! 過激な動画で世界的に人気になったコール。コール率いる動画チームは招待を受け、モスクワ郊外に建つ廃墟でのリアル脱出ゲームに参加してライブ配信を始めるのだが……。 あれ?ゲームだよね?これってクリアしないとヤバくない……? ゲームかと思いきや段々と命の危険を感じる恐怖にゾッとする。モスクワの異国感とスピード感ある展開もスリリングさに拍車をかける!脱出×配信が悪夢のコラボ。この映画、バズる事間違いなし!? コールは日々の生活や世界旅行を配信していた。しかし視聴者の為に、がエスカレートしていつしか過剰な企画を配信するようになった。みんなを楽しませたい!驚かせたい!という気持ちが最悪の運命を運んできた、配信者はつらいよ映画だ。 思いがけないラストも待ち構え、エンドロール後も余韻のお土産をくれる。中々の胸糞なので#注意ですよ……!
コンジアム
- 制作年:
- 2018年

2本目は、『コンジアム』。 人気ホラー系YouTuberが、数々の都市伝説を生んだ心霊スポット“コンジアム精神病院”からライブ配信することに。アクセス数は順調に伸びるが次第に想定を超える怪奇現象が起きて……。 コワいもの知らず系配信者が登場!配信は節度を持って行いましょうとお灸を据えるような映画だ。 怪奇現象がYouTuber達を襲っていくのもコワイのだが、配信をやめない理由や撮影方法など今時過ぎるリアルな恐怖にもやられる。ドローンや魚眼レンズなど、現代のテクノロジーを取り入れたPOV手法(カメラマンが登場人物の1人になっていたり、登場人物の目線でカメラを動かす撮影方法)がまた良い。 POV手法は主観なだけに、その場にいるような感覚に陥るので緊張感と臨場感がハンパない。思わず「心霊スポットに来てしまった……。」と震えてしまうこと間違いなし。 監督は過去作にホラーが多く、ホラーに精通したチョン・ボムシク。今回は世界7大心霊スポットに選ばれた実際の廃病院でロケを敢行。映画のYouTuber達同様、この映画もそんなことして大丈夫なのか心配です……!
スプリー
- 制作年:
- 2020年

3本目は、『スプリー』。 SNSでバズって人気者になりたい男カートは、“スプリー”と呼ばれるライドシェアドライバーをやっていた。ある日、乗客を襲う様子をライブ配信するという企画を思いついて……! 何本動画投稿をしても全く注目されない男カート。人気者になりたくてやった最悪の生配信から後戻りできなくなっていくのがヤバい映画だ! 配信をバズらせて人生一発逆転を狙う姿、過激な事をやっても視聴者から「フェイクだろ!」と信じてもらえず挙げ句の果てにはインフルエンサーからバカにされる不条理さ。色んな要因からカートの狂気が加速していく様が末恐ろしい、SNSの闇を感じる一本だ。 主演はNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス』でお馴染みジョー・キーリー。悪びれず笑顔で凶行を繰り返す男がハマりにハマっている。 配信者、ではなく人気配信者になりたい主人公。人気でも人気じゃなくても配信者はつらいよ……!
デスNS/インフルエンサー監禁事件
- 制作年:
- 2020年

4本目は、『デスNS/インフルエンサー監禁事件』。 人気インフルエンサーのケリーは地下室に拉致監禁される。やがてマスクを被った男が現れ、「1時間以内に1000いいね」を獲得するよう命令されるのだった。 今回は人気インフルエンサーはツライよ映画!人気が故に起こる恐怖を描いている。 突如始まった、ケリーに襲いかかるデスゲーム。“いいねを獲得しろ”という辺りが今作のらしさ全開。標的がインフルエンサーというのがとても機能している映画だ。 果たしてマスク男の目的は!? そうきたか!と意外なラストまで目が離せない。配信者やインフルエンサーは今観るべき一本ですよ! 監督はホラー版ミッキー、『マッド・マウス ミッキーとミニー』を撮ったジェイミー・ベイリー。一風変わった作風がとても病みつきになる監督だ。 『デスNS』というダジャレタイトルに、1000いいね付けたい!