![[NO MORE 映画泥棒]助けてパトランプ男!](https://image.play.rakuten.co.jp/article/category/tools/tools0160.jpg?imwidth=1296)
[NO MORE 映画泥棒]助けてパトランプ男!
映画館という空間には、日常から一歩抜け出したような特別な魅力がある。スクリーンの大きさ、音響の迫力、場内の暗さ。家で観る映画も悪くはないが、やはり映画館で体験する映画は格別。そして、映画館に行ったときの“お約束”として欠かせないものそれは、なぜか必ず買ってしまうポップコーンとドリンクのセット。 筆者がいつも選ぶのは、ポップコーンMサイズにLサイズのドリンク。冷静に考えると、かなりのボリュームだ。市販の「ジャパンフリトレー マイクポップコーン バターしょうゆ味」(個人的によく食べる)が50g程度なのに対し、映画館のMサイズはその4倍はあろうかという量。ドリンクも、ペットボトル2本分は余裕である。 しかも劇場内は冷房がよく効いていて、ドリンクの冷たさがやたらと際立つ。映画を観ながら手を伸ばしてはポップコーンをつまみ、時折ドリンクで口を潤す。 不思議なことに映画の没入感と連動して、あれだけ大量だったポップコーンとドリンクも、エンドロールが流れる頃にはほぼ完食している。 映画館での“お約束”と言えば、もうひとつ欠かせない存在がある。それが「NO MORE 映画泥棒」のマナームービーだ。 映画の本編前に上映されるこの映像は、上映中の盗撮・録音行為の禁止、スマートフォンの電源オフ、そして周囲への配慮を促すマナー啓発CMである。2007年6月に「映画の盗撮防止法」の施行を前に始まり、当初は2015年までの期間限定だったが、現在も多くの劇場で続投されている。 このCMに登場するのが、あの奇妙でどこか憎めないキャラクターたち。改めて紹介しよう。 ????カメラ男 頭部がビデオカメラになっている背広姿の男。通称「映画泥棒」。黒スーツに細ネクタイ、白い手袋というフォーマルな装いで、映画の盗撮を試みる。だが毎度パトランプ男に見つかり、逮捕されるオチがつく。 なお、バージョンごとに衣装が異なっており、第4バージョンではネイビーのスーツにチーフを飾った“おしゃれ泥棒”に進化したが、次のバージョンで再び原点回帰している。 ????パトランプ男 頭に赤い回転灯を載せた、まさに正義の象徴。制服風のジャケットに白手袋、赤いネクタイという出で立ちで、劇場内をパトロールし、カメラ男を取り締まる。 第4バージョンでは衣装がさらにグレードアップし、ジャケットの袖には“SECURITY”のエンブレムがつけられた。 ????ポップコーン男&????ジュース男 第4バージョンから登場。頭がポップコーンとドリンクになっており、劇場で一緒に映画を観ている仲良しコンビ。特にジュース男は、なんと違法ダウンロードをしてパトランプ男に捕まってしまうという衝撃展開もある。 このマナームービーが流れるたびに、筆者はつい身を乗り出して観てしまう。内容は毎回似ているのに、なぜか飽きない。むしろ、「今日はどのバージョンかな」と密かに楽しみにしている自分がいる。 マナーを守りましょう——というメッセージはもちろん重要だが、正直に言えば、筆者は「マナーよりキャラが見たい」の気持ちの方が勝っているわけだ。 また最近思うのは、「NO MORE 映画泥棒」イコール「映画を観る」という心構えができるので、すべてのサブスクにいれるとより臨場感も増す気がする。 ????そんな筆者が先日、映画館でまさかの“マナー事件”に遭遇した。 観たのは、子ども向け映画『しまじろう ミラクルじまの なないろカーネーション』。上映時間は71分と短めだが、内容はしっかり作り込まれており、大人でも十分に楽しめる作品だった。 しかし、上映中ずっと気が散っていた。なぜなら、後ろの座席にいた子どもが、筆者の席をひたすら蹴り続けていたからだ。 開始10分くらいから「ドン、ドン」と椅子に振動が。最初は偶然かと思ったが、それは甘かった。60分間、執拗なキックが続いた。筆者は映画そっちのけで耐える時間となった。 子どもが興奮する気持ちはよくわかる。しまじろうが出てきたらテンションが上がるのも当然だ。だが、親がその行動を見守り、必要に応じて注意するのがあるべき姿だろう。しかし、該当の保護者はというと……爆睡中だった。 筆者も親である。だから、子どもの行動に寛容であるべきことは理解している。だがそれにしても酷い……。 そのとき、本気で思った。 「パトランプ男!早く捕まえてくれ!」 「カメラ男に連れ去られてくれ!」 「寝ている親を起こしてポップコーンまみれにしてくれ!」 映画館は共有空間である。だからこそマナーが重要であり、それを啓発する「NO MORE 映画泥棒」は、もっと評価されていいと思っている。 ■NO MORE 映画泥棒 https://www.youtube.com/@eigakanorg/videos さて、ここで映画館という空間の素晴らしさ、そして映画を観るという行為の美しさを再認識させてくれる2本の作品を紹介したい。 ■おすすめしている作品 ①ニュー・シネマ・パラダイス ②バビロン 編集担当:ピンク・パンダーX
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- 作成日時:
- 2025/06/30 16:30
- 更新日時:
- 2026/05/19 15:25

ニュー・シネマ・パラダイス 完全版
イタリアの小さな町で、映画館とともに育った少年の人生を描いた名作。映写技師との交流、映画への憧れ、そして時代の流れのなかでの別れ。ラストの“あの編集シーン”は、世界中の映画ファンの涙を誘った。 映画館が人の人生にどう影響するか、それをこれほど繊細に描いた作品はない。

バビロン
2022年に公開されたデイミアン・チャゼル監督の作品。サイレントからトーキーへの過渡期のハリウッドで、映画製作に情熱を捧げる人々の狂気と栄光を描く。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーらが熱演し、映像と音楽、スケール感に圧倒される。 映画を作るという行為が、どれだけ“命を削る”ものなのかを見せつけられる一作だ。







