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人間味あふれるイタリア舞台の映画の世界

Ciao~! Netflixで配信中の『Emily in Paris Season4』を観たあとなので、イタリアはローマへの憧れが日に日に強くなっており、友人から強くオススメされた塩野七生さんの小説を読もうかなと思っている今日この頃。イタリアへの憧れは『冷静と情熱のあいだ』ぶりでしょうか…。 江國香織さんと辻仁成さんが交互にストーリーを書くというめずらしい形式が取られた小説を原作に、竹野内豊さん主演で、フィレンツェやミラノを舞台に繰り広げられる大恋愛。素敵でしたねぇ~。私が思い描くイタリアは、歴史と愛とロマンに満ちあふれ、訪れる人すべてが恋に落ちてしまうような、イタリア独特の魔法のような雰囲気が漂っている、特別な場所というイメージがあります。 そんな素敵なイタリアを舞台に撮影された映画作品には、映し出された街そのものの映像美に加え、感情の浮き沈みが丁寧に描かれた、人間味あふれる作品が多く、観る人自身が、主人公への感情移入を繰り返し、そのまま映画の中のイタリアに吸い込まれていく、という特徴があるように感じます。 おそらくですが、イタリアの街並みとそこに住んでいる人の人情深さに触れた監督や脚本家、演出家の多くがイタリアを愛し、その文化を正確に伝えたいという気持ちでイタリアで撮影を行っているのではないかなと推測しています。そのため、映画のワンシーンであっても、イタリアの魅力的な景色や文化を存分に楽しめる映画が多いのもイタリアを舞台にした映画の特徴なのではないでしょうか。 個人的な所感ですが、壮大なストーリーが特徴のハリウッド系のアメリカ映画に対し、イタリアが舞台の映画は主軸のテーマに加えて、宗教等の文化的背景と洗練された感情のゆらぎがストーリーのあらゆる所に散りばめられており、見る側の感受性や人生経験によって解釈が変わる深さがある映画が多いなと感じています。 マフィアのイメージが強いイタリア映画ですが、今回は人間味あふれるヒューマンドラマ系✕イタリアを舞台にした映画を選びました。ぜひお楽しみください。 編集担当:お気楽🍅ヤマウチ

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  • 作成日時:
    2024/10/30 17:40
    更新日時:
    2024/10/30 17:53

天使と悪魔

制作年: 
2009年
天使と悪魔
小説でも有名な作品、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第二弾の作品です。バチカンとローマを舞台にしており、どのシーンを切り取っても美しい映像ばかり。宗教や秘密結社が好きな方にぴったりの謎解きゲームとローマ観光を一緒に味わうことができる作品となっています。個人的には前作よりもこちらの方がストーリーが明瞭でテンポもよく、万人が楽しめる作品に仕上がっているなと感じました。
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ザ・プレイス 運命の交差点

制作年: 
2017年
ザ・プレイス 運命の交差点
『笑ゥせぇるすまん』が好きな人にオススメの作品です。喪黒福造のイタリアの実写版とでもいいましょうか。とあるカフェにいる男に人生相談をすると、すべての願いが叶うと評判になり、次々と相談する人が現れ、人間の欲望と欺瞞に満ちた相談をする・・・人生の紆余曲折と欲望に溺れる人間模様が描かれた作品です。自分の願いを叶えるために、盲目的に人を信用するのはよくありませんね。ドーン!!
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恋のからまわり:イタリアの誘惑

制作年: 
2022年
恋のからまわり:イタリアの誘惑
ジャケットだけでよくあるラブコメかな?と判断してしまうのはもったいない作品 。アメリカのチェーンのイタリア料理店で働くレストランのマネージャーが、ある日イタリアでの研修を命じられ、現地の研修中に遊びまくるはずだった女性のコメディ?作品です。途中からガラッと雰囲気が変わり、不穏な空気が流れるので、ラブコメとして観たら、「はて?・・・」となるかもしれません!最後どうなるんだろう?と気になる展開が待っています!
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海の上のピアニスト

制作年: 
1998年
海の上のピアニスト
『ニュー・シネマ・パラダイス』で有名な、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。豪華客船の中で生まれ、船員に囲まれながら、海の上で生まれ育ったピアニスト1900(主人公のニックネーム)のお話なのですが、美しい海とピアノの音色にうっとりできる映画です。船にやってくる様々な人たちと交流しながら、陸にあがる事を怯えつつ、1人の人間としてどう生きるか?と対峙する姿に、ロマンを感じます。
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ワン・モア・ライフ!

制作年: 
2019年
ワン・モア・ライフ!
人生の最後に92分のロスタイムをもらったら…あなたは最後に何をしますか?死神に必死に訴え、死ぬ前に92分だけ時間をもらった男のお話です。映画は美しいパレルモの街を背景に、主人公パオロのド派手な恋愛遍歴をみせられるという、THEイタリア映画的な展開となっています。『ローマ法王になる日まで』のダニエーレ・ルケッティ監督の作品で、ヒューマンドラマとしての情景描写が繊細で、観る側に哀愁を感じさせる良い作品となっています。
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家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

制作年: 
2018年
家族にサルーテ!イスキア島は大騒動
イタリアの美しいナポリ湾に浮かぶイスキア島に、祖父母の金婚式のために、親戚一同が大集合!ただし、全員わけあり…という、家族関係の問題がぎゅうぎゅう詰められたヒューマンドラマです。登場人物が多すぎて、覚えるのが大変でしたが、それぞれの抱える事情が身近に感じられて、私は感情移入して観てしまいました。親戚がそろった食事シーンなんかは、日本のお盆のような雰囲気でとても楽しめますよ!
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