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女性向け?いえ、全人類向けです

みなさんは人生で見る前と見た後で大きくイメージが異なった作品はありますか? 事前の情報・ファン層のイメージと、自分が実際に視聴したイメージが大きく異なるような感覚です。 私は今回紹介する「文豪ストレイドッグス」はそのとても分かりやすい例で、もっと早く見ておけばよかったなと思った一例です。 原作の漫画の読者層が圧倒的に女性が多いことや、グッズやメディアの展開の仕方も女性層を大きく意識していることから、内容も(良し悪しではなく)きっと女性を意識して作られているだろうという気持ちで視聴しました。 ところがまったくそんなことはなく、むしろ王道バトル漫画のようなアツさがそこにはありました。 豪快なアクションシーンはもちろんのこと、敵だったキャラと目的に応じて手を組んだり、主人公がトラウマを乗り越えて覚醒したり等、全部詰まっているといっても過言ではありません。 私と同じ理由や先入観から、名前は聞いたことあるが、未視聴の男性も多いのではないだろうか。 そんなみなさんにぜひおすすめしたいアニメです。

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  • 作成日時:
    2024/10/29 15:40

文豪ストレイドッグス

制作年: 
2016年
文豪ストレイドッグス
まず、この作品の主要な登場人物はほとんど全員が文豪と同じ名前と誕生日である。それぞれの性格・背景もその文豪自身のエピソードにちなんだものが多い。 私のように文豪に詳しくない人でも聞いたことのある名前が軒を連ねているのでとても世界観に入りやすい。 また「異能力」と呼ばれるいわゆる特殊能力を主に使用し、こちらも各文豪の作品にちなんだものが多い。 技を使うときは、大抵その技名を叫びます。この演出が好きな人は多いはず。私はとても好みでした。 主人公・中島敦はわかりやすく序盤はヘタれているキャラで、それを太宰治や国木田独歩をはじめとする「武装探偵社」という組織が導いていくという王道ストーリー。 私が好きな点として「明確な悪」として描写されている敵がほぼ一人しかいなく、それぞれが自身の正義を持って主人公と衝突しているという点がある。 そして現在第五期まで放送しているのだが、各期の敵組織・キャラが登場して以降、主人公を助けてくれるポジションに回ることが多いのが個人的にはアツい。各敵キャラもそれぞれ非常に個性的なキャラが多いので、再登場には胸が躍るし、「別に進んで仲良くしたいわけではないが、目的が同じだし自分を打ち負かしている主人公の強さに信頼がある」という動機が多いことがとにかく良い。 他作品でも敵キャラが劇場版では味方に回る、そんなイメージの展開が定期的に起こってくれるので、第一期の放送から8年経っている作品ではあるが、まったくダレる気配がない。 バトル要素が多いものの、それ以上に人間の心理描写、思惑が幾重にも交差しているのが見ている我々を非常にワクワクさせてくれる。 ミステリーのようなワクワク感、バトルもののスカっと感、全部を同時に得ることができるので各期見終わった後はシリーズ物の映画を見終わったかのような充足感に満たされる。 話数が膨大になってきているので見始めるのに腰が重くなってしまっている人もいると思うが、それを超える体験があるので、ぜひこの機会に見てみてほしい。
文豪ストレイドッグスの詳細を見る
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(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

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